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2歳と一緒に箱根の旅・富士屋ホテルで鯉と遊ぶ

夕食のあと、子どもたちは庭に出て、鯉のエサやりをしました。
鯉1
ホテルの庭に出るドアの前に、鯉のエサが売られています。一握りくらいの鯉のエサが小さい袋に入って、なんと200円!

旅先で金銭感覚が壊れている私は、姉妹それぞれに買ってやりましたよ。400円!!

鯉のエサは1日限定20個なのですが、夕食を食べ終えた午後8時でも、そうとう売れ残っていました。あまり人気ないのかな、鯉。。。

そんなわけでおなかが減っていたのか、鯉の大群(?)が押し寄せてきます。
鯉2

MMK!(もててもててこまる)IMK!(いやむしろこわい)
鯉3

鯉のエサやりをしたあと、地下にある資料室を見学。
富士屋ホテル1 私がポスターの前でかたまってしまったので、子どもたちが「ママー、なに?どうしたのー?」と聞いてきます。昭和29年の接収解除(昭和20年に終戦を受けて連合国軍に接収され、一般営業を停止していた)を知らせるポスターを見て、タイムスリップしたような不思議な感覚に包まれていました。

2歳と一緒に箱根の旅・富士屋ホテルの復刻ディナー

2日目の夕食は、午後6時開始。ちょうど次女(2歳)がこの直前に眠ってしまい、ホール係の女性が赤ちゃん用のクーファンを持ってきてくださいましたので、そのまま私のそばに寝かせ、子連れとは思えないほど静かなディナーの始まりとなりました。
ディナーすでに相当でかくなっている次女(身長94cm)、寝かせた瞬間クーファンから足がビョーンと飛び出し、ウェイターの若い男性にクスッとされてしまいました。

そんなこんなで、箱根「富士屋ホテル」の復刻ディナーコース。はじまり、はじまり。

箱根路のバラ キャビア添え~1989年メニューより~
ディナー1先にメニューを見て、「バラの花びらのサラダなのかな?」と思っていたので、サーモンでできたバラを見て意表を突かれた感じでした。

フォアグラのソテー 茸とマスカット添え~1989年メニューより~
ディナー2

コンソメスープジュリエンヌ風~1916年メニューより~
ディナー3

目出鯛海老チーズ焼き~1966年メニューより~
ディナー4

海老アレルギーな私は、こちら。スズキのチーズ焼きです。
ディナー5

ここでシャンパンを注文。「ペリエ」だったかな?辛口で甘くないシャンパンで、魚にも肉にもよくあいました。最初から頼めばよかった。
ディナー6

牛フィレ肉のステーキ ジャルディニエール風~1903年メニューより~
ディナー7このお肉の、なんとおいしいこと。やわらかくて、しっとりしていて、ほんのり甘くて、軽くて、デザートと言ってもいいくらいです。お魚の時点ですでにおなかがいっぱいになっていたのですが、一口ごとに別腹が発生して、するする口の中に消えていきました。今から100年以上前にあったメニューだなんて、信じられない。当時、どんなお方が召し上がったのでしょうね。

ガトーオペラ バニラアイス添え~1955年メニューより~
ディナー8ステーキの途中で次女が起きてしまい、立ち上がってあやしながら、味わう余裕もなく大きな口であわてて食べました。

写真は、雰囲気的に無理そうならあきらめようと思ってましたけれども、周りのテーブルでもスマホで撮影してる人が多かったので、気兼ねなく(でもこそっと、ささっと)撮ることができました。

さて、寝起きで機嫌の悪い次女(2歳)がここから何を食べたかというと、フランスパン(私の)、コンソメスープ(追加注文)、フルーツ(いちご・追加注文)でした。それに、フィンガーボウルの水を飲みました(いちおう止めたんだけど、聞きやしない)。部屋に戻ってから、前もって買っておいたコンビニのおにぎりも食べました。

2歳と一緒に箱根の旅・富士屋ホテル

2泊目の宿泊先は「富士屋ホテル」。10数年前、まだ子どもがいなかった新婚の頃に夫婦で泊まったことがあり、「いつかはまた来たいね」と言っていたお宿でした。念願かなって感無量です。
富士屋ホテル1(部屋から撮影した正面入り口の写真です。)

富士屋ホテル2(こちらも部屋から撮影した正面右側の建物。食事処です。)

今回は、長女がヘレンケラーの伝記を読んで気に入っていることから、「ヘレンは日本に来たとき、ここに泊まったんだよ」と教えたくて、予約しました。

ロビー近くのカフェを横目に、お部屋に進みます。伝統的な雰囲気が「千と千尋の神隠し」みたいで、7歳の長女はもちろん、2歳の次女も喜んでいました。
富士屋ホテル3

富士屋ホテル4

富士屋ホテル5(宿泊した部屋の廊下から見える建物。和風で趣があります。)

私たちが宿泊したのは、花御殿「桜」のお部屋。
富士屋ホテル6

キーホルダーは伝統を感じさせる木札で、
富士屋ホテル7

カギさえも芸術品のようです。
富士屋ホテル8

私のカメラでは広さをお伝えするのがむずかしいので、ここだけはホテルのHPから写真をお借りして紹介しています。かなり広いお部屋です。
富士屋ホテル花御殿(桜)

次女はさっそくベッドに寝かされ、
富士屋ホテル9

長女は書斎スペースでホテルのパンフレットを読んでいました。
富士屋ホテル10

富士屋ホテル11

じつはこの花御殿「桜」は、あのヘレンケラーさんが宿泊されたお部屋だそうです。帰宅後にHPを見てスイートルームだったことを知って、ドキドキが止まりませんでした。予約のとき「花御殿」とだけお願いしていて、部屋指定はしていなかったのですけど、お宿のほうでアップグレードしてくださって、特別に泊まることができました。定員3人なので、次女が大きくなった頃にはもう一緒には泊まれないのかも。家族4人、貴重な体験をさせていただきました。

2歳と一緒に静岡→箱根の旅~芦ノ湖

沼津港でランチを終えたのが、午後2時ごろ。このあと、箱根へ向かいます。移動時間は、およそ1時間30分です。

国道1号線の標識が見えて、「おぉ、国道1号だよ!1号!東海道!」と盛り上がる大人と、なんでそんなに盛り上がるのか意味不明な子どもたちの対比が印象的でありました。

途中、「日本一長いつり橋(だったかな?)」と「芦ノ湖」を通りました。

もともと、この日は、富士サファリパークから箱根へ向かう予定だったので、芦ノ湖は通る予定もなくノーマークだったのですが、予定を変更しているため芦ノ湖に立ち寄ることができました。芦ノ湖到着が午後3時ごろ。ちょっと子どもたちを放牧して疲れさせようと思ったところ、大人も少々迷子気味になって、うろうろしているうちに小1時間ほど散策してしまいました。
DSC_5219
散策から車に戻ったのが、午後4時ごろ。関所や遊覧船が、ちょうど午後4時で終わりだったので、ちゃんとリサーチして行けば、関所を見たり、遊覧船や海賊船に乗れたかもしれないです。せっかく立ち寄ったのに効率よく見れなくて、ちょっと心残りです。次回(があれば)、「つり橋」と「海賊船」にぜひ行ってみたいです。

そんなこんなで、本日の宿泊先へ。箱根の富士屋ホテルに向かいます。

2歳と一緒に静岡の旅・沼津港「とらてん」で子連れランチ

沼津港深海水族館(シーラカンスミュージアム)は飲食店に囲まれるようにして建っており、漁師さんや海女さんの提供する魚介類を中心に、和食・洋食・カフェなど様々なお店がずらりと並んでおりました。

壁に貼ってあるメニューがとにかくおいしそうで、この店に決定。でも風が強くて、のれんがバタバタと暴れ狂って、なかなか写真が撮れません。
とらてん1

「おーい、こっちに看板があるぞ」と夫。グッジョブ!て、こっちが入口か。
とらてん2

私が注文したのは、生しらす丼。生のシラスが甘い&とろっとしてる!
とらてん5

+穴子の天ぷら。揚げたてほくほくでおいしかった!
とらてん3

夫が注文したのは、焼き魚定食(アジだったかな?)
とらてん4

子どもたちは「鮭いくら丼」を注文。ガツガツ食べてました。
とらてん62人でシェアさせところ、次女が「おさかな、もっと食べる!」と言って、お刺身だけ追加注文。サーモンの刺身はメニューになかったのですけど、板前さんがOKと言ってくれて、「おすすめ品」として伝票に入れてくれました。すみませんーー;

定食・丼もの両方に、あさりの味噌汁がついていました。大きいあさりで、食べごたえがあります!
とらてん7
こちらのお店は、会計のとき沼津港深海水族館のチケットを見せると、10%割引にしてくれました。ラッキー!水族館に先に行って、よかった!

ただ、私、お店に入ったら急に鼻水が止まらなくなっちゃったんです。車に戻ったら落ち着いたので、アレルギー(エビ・カニ)のせいだと思います。
天ぷら屋さんだから、エビ天を注文する人が多いのかな?とくに大事には至らず、その後も元気に旅を続けられたのでよかったです。