養生3日を終えて、本日、作業再開です。クレーム後、初めて職人さんたちと顔を合わせるので、すこし気まずさを感じながらも現場に行ってきました。

すでにフーチンは埋められて見えなくなっていました。そして、枠を外されたコンクリートがすっと立ち上がっていました。今日見えている部分は、気泡もほとんどなく、つるりとしていて、キレイでした。最初からここしか見てなければ、「ひびだ！」とか「割れだ！」とか大騒ぎしなかったと思います。

ところで、職人さんに差入れってしますか？

私はもともと、自分は差入れなんてしないだろうな、と思っていました。営業さんにも「差入れはしなくていいですよ。その分も家のお金に入ってますから」と言われていました。

でも、暑い中で作業している人を見ると、なにかお礼がしたいと思って落ち着かないのです。知り合いに聞いてみたら「うちも差入れしたよ。工務店にはいらないって言われてたけどね。いいのよ、人間だもの。したいと思ったら、すればいいのよ」と言われました。

すこし緊張しながら職人さんに缶コーヒーを渡すと、「悪いね」「ありがとう」と笑顔を見せてくれて、なんだかほっとしました。これからも現場に行く日は、「よろしくお願いします」の意味を込めて、なにか差入れしていきたいと思います。

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養生のため、工事が進んでません。ほとんど見た目に違いはありませんが、養生中の写真もアップしちゃいます。

養生一日目

誰かがコンクリートを押した跡があります。まだやわらかい？

養生二日目

もうかなり固まって来てる？

養生三日目

雨が降りました。

明日基礎のワクをはずすことになっています。フーチングみたいにジャンカになっていないといいんだけど。

フーチングって何だ？と思って調べていたら、スペルは footing でした。ヤフー辞書で調べてみたら、意味の中に「基礎」というのがありました。フッティングって言ってくれたほうがわかりやすいかな。

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昨日の午後7時ごろ、夫の親戚Ｍが来てくれました。Ｍは基礎屋の親方をしています。親方といっても夫より2歳年下ですが、電話したらすぐに来てくれて「家の基礎は100件以上やったよ。基礎のことならまかせとけ！」と、とてもうれしそうに解説してくれました。

現場についてすぐに「おー！基礎、厚いなぁ！りっぱ、りっぱ」と感心していて、夫が問題のひび割れを見せると「ジャンカだな。これはなぁ、どうしてもできてしまうのよ。」と言っていました。

Ｍの解説によると、
・フーチングのジャンカはどうしてもできてしまうもの。手抜きではない
・うちのジャンカは、ちょっと目立ちすぎだけど強度には問題ないと思う
・重要なのは、ジャンカじゃなく中の鉄筋。

「鉄筋が見たかった」とＭが言うので、夫がデジカメで撮った写真を見せたら、「大事な場所が写ってないなー。カドが大事なのよ、カドが！コーナーじゃないのよ、カド！カド！」とダメ出しされていました。ちょっと意味がわからないのですが、カドの鉄筋がななめに入っているかどうかで、強度が違うそうです。

その後、養生中のコンクリを見て「作業は2日前ってとこかな？」と言い、そのとおりだと答えると、「ほらな～！俺って頼りになるだろ～」と得意顔。「材料もいいのを使っているし、仕事もていねいにやってるよ。問題ないと思う。俺よりうまい（笑）」と太鼓判を押してくれました。

同業第三者の意見が聞けて、夫は納得したようで、私も安心しました。帰りぎわに「防湿コンクリートは必ずキッチリ入れてもらえよ。近くを通るときは、俺もチェックするから」と言ってくれて、とても頼もしく見えました。午後7時でもまだまだ明るい、夏至に近い日のことでした。

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昨日、ミサワの現場監督さんが家に来て、タバコの吸い殻が合計8本あったことと、犯人2名は現場に立入禁止にしたことの報告を受けました。それから基礎のひび割れは問題ないという話をしていきました。

問題のひび割れ

それでも心配で、ネットで検索したところ、いま見えているコンクリは「フーチング」といわれる部分で、土をかぶせたら見えなくなるのだから、それほどきれいじゃなくても強度に問題ないらしいということがわかりました。

基礎そのものが長く立ち上がれば、こんなに頼もしい感じになります。ここから水が侵入することはなさそうです。
　　
それに、失礼ながらこちらの方の写真に比べたら、うちのフーチンはまあまあキレイだと思いました。こんなことでもなければ、「フーチング」なんて知らずに家が建っていたことでしょう。

写真は、こちらからお借りしました。http://www2u.biglobe.ne.jp/~akiyo/t.htm
基礎フーチングをやり直す、直さないのやりとりが載っていますので、うちと同じように悩んでいる方は、ご一読いただければと思います。

そのように言っても、夫が「でも、こんな穴が開いてないきれいなところもある。汚いところは職人が疲れて手を抜いたのかも」と暗いことを言うので、それ以上反論できなくなります。夫の親戚に基礎屋さんがいるので、埋め戻す前に見てもらえるといいのですが…連絡つくかな…。

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基礎の枠にコンクリートが流し込まれました。

工事が進んでワクワクしているはずなのに気分は微妙に沈んでいます。それは基礎の土台のせいなのです。今日、土台のワクがはずされました。そしたら土台の外観のあちこちに穴があったのです。素人からするとこれはかなり不安です。

こんなのや

こんなのがあちこちにありました。表面がこれってことは、中もこうなってる可能性があり、つまり、この土台スカスカになってませんか？明日ミサワの現場監督に確認してもらいます。これでも強度に問題が無いのであればまあいいんですけど、美しくはないですね。

後日
基礎の土台の欠けた部分は現場責任者が確認してくれました。セメントがワクにくっついて取れてきたりするということで、土台は5センチずつ広くしてあるという説明でした。メジャーで測ってみたところ問題ないそうです。とりあえず安心でいいのかな？

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