浴槽の壁に手すりって、なんとなくシニア向けのような気がして、設計当時はつけるかつけないか、ちょっと迷いました。それでもつけたのは、たぶん娘が何回かは風呂でこけるだろう、そのときつかまれる物があったほうがいいだろう、という理由からでした。
そして、現在。2年住んでみた今は、設計当時は考えもしなかった手すりの便利さをじわじわ感じています。
手すりがあると、掃除するのがとっても楽!なのです。
手すりがなかった頃は、浴槽を洗うために自分が浴槽の中に入らなければいけませんでした。風呂掃除用のブーツを履くか、素足にならなくてはいけなかったし、服が濡れる確率も高かったです。
今は、左手で手すりにつかまって、右手で浴槽を掃除できるので、自分が浴槽に入らなくても、浴槽全体に手が届きます。入浴後にお湯を抜いた後、すぐに洗剤をシュシュッとかけて、棒付きスポンジ(ミサワホームからもらった「住まいのお手入れセット」に入っていたもの)で浴槽全体をこすって、シャワーで流す・・・という作業が、洗い場に立った状態でできるようになりました。
そこまで考えて手すりをつけたわけではないんですけど、「浴槽を洗うとき、手も足も服も濡れない」が毎日続くと、これはなかなかいいんじゃないかと思い始めています。ちょっとしたことで家事が楽になることって、きっとまだまだあるんだろうな。
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