カテゴリー別アーカイブ: 家計と節約

クレーム、言う?言わない?

食器を洗う夫が、咳をしてむせました。粉末タイプの洗剤(食器洗い乾燥機用)から、イヤな匂いがすると言って。

「くさい」と言っても、排泄物系とか、雑菌系の匂いではありません。たぶん、香料だと思うのですけど、洗剤の匂いとは思えないような匂いなんです。ピスタチオに似た、ナッツ系のこってりした匂いです。

洗剤をしまっている場所に、ボウルや鍋、包丁やまな板もしまっているので、調理するたびに匂い移りがしていて、私もどよ~んとした気持ちになります。

同じ悩みを持っている人がいないかと検索してみたら、ヤフー知恵袋に「食器用洗剤からオッサンのポマード?の最悪な匂いがするんですがどうしたらいいでしょう」という質問があって、

一、苦情入れ返品?
二、我慢し使う
三、捨てる
あなたならどうしますか?

と聞いている人がいました。

それに対し、「だまって捨てる」「捨てて二度と買わない」と答える人が多く、質問者ご本人も、メーカーや販売店には何も言わずに捨てたそうです。

私は。

私は、だまって捨てずに、製品に表示されている<お客様相談室>に電話しました。

・洗剤とは思えないようなニオイがする。
・買ったばかりだが、受け付けない匂いなので使いたくない。
・食器洗い乾燥機は10年以上使っていて、その洗剤も何度も購入している。匂いを感じたのは初めて。

と伝えると、バーコード番号や購入日などを確認した後、「実物を確認してお返事いたします。着払いの伝票を送るので、実物を送ってください。」と言われました。さらに、「代替品として別の商品をお送りします」とのこと。

クレーム対応としては、とても気持ちのいいスッキリとしたお返事でした。

もし、たまたま配合ミスなどで出回ってしまった物だとしたら、メーカー側も知らせてもらったほうがありがたいはず、と思います。また、「もともとこういうニオイなんです」というお返事だとしても、次の商品開発に、返品実績が反映される可能性があります。

何も言わずに捨てて、二度と買わないのが、会社にとっては一番の打撃になるはずです。「おかしいな」と感じたら、めんどうでも<お客様相談室>に連絡してほしいと、知恵袋を見ていて思いました。

家計簿がイヤになる2大ポイント対策

家計簿の記事を読んで、同じ家計簿を買ってくださった皆様、どうもありがとうございます。

お礼の気持ちを込めて、私なりの家計簿の工夫をまとめてみました。「家計簿がイヤになる2大ポイント」についてです。

1.カード払いを書くのがむずかしい。
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本や雑誌では、「カード払いは使った日に計上する」と書いてあることが多いです。でも、それって、私にとってはむずかしいことでした。通販だと、注文した日なのか、届いた日なのか、わからなくなるし、万円超えると家計簿を見ること自体イヤになります。

それで、私は、月に一度まとめて書いています。

カードの支払額が確定したら、明細をプリントして蛍光ペンで色分けし「日用品」「交通費」「ねこ」「被服費」など集計し、まとめて支払月のページに書きます。

家具など大物を買ったときや、旅行した時、入院した時などは、月々のページには書かず、前のほうにある「ボーナスのページ」に「特別費(旅行)」「特別費(家具)」としてメモしておきます。とりあえず「特別費」として逃げの場を作り、月々の赤字を出さないようにすると、家計簿を続けやすいと思います。

2.保険料が高くて、毎月赤字。
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以前は保険料を全部「支出」にしていたのですが、毎月赤字が続くと家計簿を書きたくなくなるもので、これを「貯蓄」にすると赤字が出にくくなり、「いっぱい貯めてる~、えらいぞ私」と自分を褒めることで、気分よく続けられるようになりました。

掛け捨ての「がん保険」と「医療保険」は戻ってこないので「決まって出るお金」に書き、学資保険や年金保険は、払った保険料よりも増えて戻ってくるので「貯蓄」に含めます。

というわけで、毎月の家計簿の1ページ目は、こんな感じです。
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大事なのは、多少無駄遣いや書き忘れがあってもあまり気にせずに、とにかく続けることです。家計簿って、いざというとき何を減らせばいいのか、どの順番で減らすか、崖っぷちでも減らしてはいけないのはどこか、知っておくためのものだと思うからです。

挫折しない家計簿

新居での暮らしが始まって、2ヶ月ほどたった頃からつけ始めた家計簿は、10月20日に2冊目を書き終え、10月21日から3冊目に入りました。
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たまたまですけど、10月は、ちょうど翌年のカレンダーや家計簿が売り出される時期で、本屋さんに行くとたくさんの種類の家計簿を見ることができます。私はちょうど来年のカレンダーがついた家計簿を買える時期に家計簿を再開しようと思ったようで、2冊目、3冊目を買うときも品切れがなくて便利です。

3冊目も、同じ永岡書店の家計簿を買いました。

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家計簿は、つけ始める時期を11月か2月にすると、挫折しにくいような気がします。

たとえば、1月から家計簿をつけ始めると、お正月の支出が多い時期にあたり、食費など通常の科目がふくれあがって、しょっぱなから辛くなってしまいます。11月なら正月まで2ヶ月あるし、2月ならゴールデンウィークまで2~3ヶ月ありますから、通常支出が2ヶ月分見えていれば、臨時支出がわかりやすくなります。

ちなみに私がよく拝見している節約ブログでは、1ヶ月の食費が毎月45,000円前後なのですが、お正月だけは<お正月代>として27,000円ほど別予算にしていて、お酒や生鮮魚介類、年越しそばを購入されていました。節約に慣れている人でも、家計簿をつけつづけるため、節約を続けるために、臨時費用は別立てにしているんだな、と思ったのでした。

さて、わが家の家計簿、2冊目を集計した結果です。

食費が1ヶ月75,000円→57,000円(-18,000円)に減りました。
(内食が65,000円→46,000円と大幅減、外食が10,000円→11,000円と微増)

しかし、レジャー・交際費が10,000円→26,000円(+16,000円)と、減った食費と同じくらい増えてしまって、結果は前年とあまり変わりませんでした。

たぶん食費が減ったのは、娘が大人と同じものを食べられるようになったため。
レジャー費が増えたのは、娘が映画や水族館、動物園、ヒーローショーなどに行きたがるようになった+大人も本やマンガを読む余裕ができて、しばらく買っていなかった本を大人買いしたため。

3冊目の家計簿では、来春の消費税UPを気にしつつ、食費を現在の金額で維持し、レジャー費を2万円以内に抑えられるようにがんばりたいと思います。

修繕費用をお得に貯める

家を建てる前からずっと、月々も、ボーナスも、コツコツ貯めてきたので、修繕費も自然に貯まるだろうと考えていました。そのため、特別な積立などは考えていなかったのですが、最近、「使うと決まっているお金なら、保険で積み立てるのもいいかも」と思うようになりました。

まず、築20~30年経過後に、300万円必要になるとして考えてみます。

月々12,000円を20年間積み立てると、

金利0.0%で 288万円
金利0.2%で 292万円
金利1.0%で 312万円
金利1.5%で 325万円
(「知るぽると」でシミュレーションしました。)

今すぐ積立を始めるとして、預金だと0.1~0.2%前後ですが、保険なら1%以上の返戻金を確約しているプランがけっこう見つかります。

たとえば、某生命保険会社の「低解約返戻金型終身保険」なら、
払込期間を21年、払込保険料300万円にした場合、
25年後(払込満了から4年後)には324万円
30年後(払込満了から9年後)には340万円が受け取れます。
(※実際に、私自身の性別・年齢で試算した金額です。)

払込満了から時間が経つほどに受取金額が増えていくので、元気なうちに積立を終わらせて将来の修繕に備えるのに向いていますよね。

そんなことを考えていたら、ポストに「ミサワホーム修繕費用準備プラン」というチラシが届きました。同じタイプの保険で、月々1万円を10年払するプランでした。116万円の保険料で、15年後には121万円、20年後なら127万円受け取れます。(※35歳男性の場合)

死亡保障もあるので、もし夫婦で加入できるなら、同額ずつ分けて加入すれば、死亡リスクに対する備えも厚くなります。

私の場合、まだ個人年金保険にも加入していないので、保険金を10回=10年間に分けて受け取るタイプにすれば年末調整で保険料控除も受けられます。(税軽減額は現在の税率で、年4,000円×20年=80,000円)

もし私がまだ20代前半だったら、10年満期で据え置くほど受取額が増える定期保険を契約したと思います。10年積立したら、あとは毎年1万円ずつ増えていくなんて、ビスケットが増えるポケットみたい!すごく魅力的です。今は、もうすこし先まで考えたい年齢になったので、20年満期のを検討しています。そっちのほうが戻りがいいので。

非常時の食料

木曜日の深夜から腹痛に襲われ、金曜、土曜と点滴&絶食していました。

倒れていたあいだ、夫がブログ更新してくれ、娘は頭にサンバイザーをつけて看護師さんになりきっていました。

医師に感染性胃腸炎と言われたため、多少体調が回復しても食事のしたくなどはできず、夫が娘に「ふたりでカッパ寿司にでも行こうか?」と言うのに「イヤッ、ママをひとりにするなんてダメ!」と言うので、非常食で食いつなぐことに。

震災以来、切らすことなく常備している「サトウのごはん」が役に立ちました。
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ごはんさえあれば、とりあえずなんとかなりますし、パックのまま食べられるから、洗いものも減ります。

「サトウのごはん」は、節約生活に入る前に購入したものですが、節約中でも、非常時の食料は備えておきたいものだと思いました。また買い足しておかなくては。あとフリーズドライの味噌汁も、あればよかったかな。