「おれも料理はしてみたい。なにかいい本はないかな。」
「かんたんにできて、でも基本がしっかりしたのがいい。」
「『生姜焼きのたれ』みたいなのは使いたくない。簡単って、そういうことじゃないんだ。」
もう長いことそう言って、実際には料理しなかった夫が、最近やっと気に入った本に巡り合い、料理デビューをしました。
和のおかずの教科書 [ 鵜飼治二 ]
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夕食後のもろもろが片付いた夜8時とか9時とか10時とかから開始して、のんびーりのんびーり作って、夜中までかかって、食べるのは翌日というペースです。
だしを取るだけでも、こんぶを水につける(1時間)→鍋で沸騰させないようにじっくり煮る(1時間)→鰹節を入れ、キッチンペーパで濾す
という手順で、手間暇かけてやっております。私の定義ではそれ、「かんたん」って言わないけど(笑)でもちゃんと作ったものって、さすがのおいしさです。
1回目は、ナスの揚げびたし
2回目は、肉じゃが
3回目は、揚げ鮭と野菜の南蛮漬け
毎日ではなくても、数日おきに一品追加してもらえるだけでも、けっこう助かってます。