2月の終わりに休校が決まった日、家のマスク在庫(こども用)は、残り15枚でした。
3学期の残りの日数も15日で、「ちょうど使い切るな~。ま、さすがに新学期には買えるだろう。」と思っていました。
そのころはまだ、一度使ったマスクを洗って使うようになるなんて、夢にも思わなかったのですね。「使い切るな~」と思っていても、最後の1枚まで使い捨てにするつもりだったんだもの。
休校が決まって、それほどマスクは減らなくなったわけですが。
その後、ずーっとマスクが買えないまま、新学期を迎えることになりました。
いよいよ、作るしかないみたい。
重い腰を上げて、日曜日、ようやく裁縫箱とミシンを出してきましたよ。
使ったのは、次女が赤ちゃんのころに買ってあまり使っていなかったガーゼハンカチです。
使い捨ての子ども用マスクのサイズを参考に、両脇をカット。
重ねて折って、端っこミシン→カット。
裏返して、アイロン。だいたい1/3になるように段をつけ、またアイロン。
スチームでしっかりぺったり、アイロンをかけます。
ソフト平ゴムをはさんで、端っこミシン。
白系のハンカチだと、こんなかんじ。
何枚か作っているうちにコツをつかんできたのですが、段のところ、ミシンをかけると段が伸びて長方形がゆがみやすいです。しつけ糸でおさえてからミシンをかけると、早くきれいに縫えることがわかりました。
ガーゼハンカチ6枚で、マスクが6枚できました。
作り方については、ネットで検索したり、使い捨てのマスクを分解したりして、参考にしました。自分で作ろうという気持ちで見ると、使い捨てマスクというのはほんとうによくできていて、感心します。
使い捨てマスクは5段くらいに折りたたまれていますが、段を増やすと、そのぶん長いガーゼが必要になるため、ガーゼハンカチで作れるのは3段が限界でした。
こどもたちは「ママがマスク作った!すご~い!」と言って喜んでくれました。こんどはスタイを作った生地が残っていないか探してみて、あと何枚か作り足せたらいいな、と思っています。