うちの包丁は、学生時代から使っているアムウェーの包丁です。(写真下)
自分で買った記憶はなく、学祭の準備かなんかで大人数で集まって料理したときに誰かが忘れていったのだったと思います。当時はみんなてきとうに暮らしていたので、鍋やザルやボウルや皿など、誰のかわからないものがあっても普通に使ってました。(誰のかなんとなくわかるんだけど、友だちの友達だったりして直接の連絡手段がない場合も。)
そして包丁はそのまま、なんだかんだで使い勝手がよく、20年も使ってきてしまいました。
さすがに、「いいかげん、自分でいい包丁というものを買うべきなのでは?」と思いたち、最近、ヘンケルスの包丁を買ってみたのです。(写真下)
すると、古い包丁をじーっと見ていた夫が「これ、ヘンケルスなんだな。アムウェーの包丁はヘンケルスなのか。」と言うではないですか。よーく見ると小さく小さく「ヘンケルス」の文字が読めるんだそうで。なんとまあビックリおんなじか。
できるだけ慣れた包丁と似たカタチと大きさのものを探して、メジャーで刃渡り(18cm)を測って購入したものでしたが、まさかどんぴしゃで同じのを買ってしまうとはね。
めぐりめぐる不思議な縁を感じ、けっきょくまだ、古い包丁を使っている私です。うーん、まさかの一生もの?