カテゴリー別アーカイブ: 7才~(小学2年生)

秘密を守る練習

夕食どきの会話で、夫が長女に、

「クラスの女の子で、だれがだれを好きとか聞いたりする?」と聞きました。

長女は「ううん、聞かない」と答えます。

「じゃあ、男の子は?だれかのこと好きって言う子、いない?」

「しらなぁい」

と言いながら、なんだか下を向いてニヤニヤしています。

「いるんだね、だけど、だれにも言わないって約束してるんだね、その顔は。」と私。

長女は吹きだしそうな顔になって、首を横に振ります。

「そうか、いいよ、もう聞かないよ。それだけでじゅうぶん」と夫。

言いたい!

ほんとは、言ってしまいたい。

でも、言っちゃだめなんだ。約束だから。

その気持ち、めちゃくちゃわかる。わたしもひとり、「あ~~~~言いたい、言いたい!」って足踏みすること、あるある。

秘密を守る練習をしたね。聞かないのが、一番楽だけれど、そうもいかないものね。

8歳、ひとりで爪が切れるようになる。

自分がいくつくらいから爪を切れるようになったのか、まったくおぼえていないのですけれど、長女は昨日、ついにひとりで爪を切れるようになりました。

子どもたちの学校と保育園で、毎週水曜日に衛生チェックがあって、爪が伸びていないかとか、ハンカチを持ってきているかとか、検査されています。

そんなわけで毎週火曜日の夜が、子どもの爪を切るデッドラインです。できれば日曜の夜か、月曜の夜にやってしまえるといいのですが、だいたい火曜日の、もう寝るという時間になってから「つめ切らせなさ~い」「やだ~(次女)」「おねえちゃんだけでもいいから切らせて」「だめ~(次女)」というやり取りになります。

ほんの少しでも時間を確保するため、今年夏くらいから、長女には左手だけ自分で切ってもらって、右手は私が切ることにしていました。

それが昨日、「右手も自分で切ってみていい?」と長女が言い、まかせてみたらちゃんと切れたので、おおいに褒めたところなのです。本人はいたく得意げでありました。

そして私は、なんだか体がふわ~っと軽くなって、あきらかに肩の荷がひとつ下りたと感じたのでした。

子どものつめを切る。簡単なようだけれど、小さな指を傷つけないよう、毎回すこしは緊張もしました。赤ちゃんのころはいやがって、なかなか切らせてはくれなくて、1日に1本だけ切ったりしてたっけ。

こうやって少しずつ、子育ては楽になっていくんだなーって、実感した日でした。まだ、次女の爪は切りますけどね。

忘れた!忘れた??

小学生になって、子ども用の軍手がたくさん必要になりました。畑や花壇の作業をすると、ねっとりとした泥で、ほぼ使い捨てになります。

春にまとめ買いしたのがなくなって、もうそろそろ畑も花壇も終わりだろうと思っていたら、「裏山で拾った落ち葉や木の実を集めてオブジェを作る」という授業があり、またまた軍手を持たせることになり。

あわてて前日の夜、セリアに買いに行きました。

そんなこんなで迎えた当日、仕事中にふと記憶を巡らせると、ランドセルに軍手を入れた記憶がない・・・。

「あっ、軍手持たせるの忘れた」

思った瞬間、背中がバーンと緊張して、それから肩がズーンと重くなりました。

時刻はすでに午前11時。もう授業は終わってるかも。自分が小学生だった頃に忘れ物をした記憶がよみがえり、私のほうが泣きたい気分です。

夕方、娘を児童クラブに迎えに行って「軍手もたせるの忘れたよね、ごめんね」と言うと、「え?忘れてないよ?ランドセルに入ってたよ?」と言うではないですか。

「マ、ママが入れたのかなぁ?記憶がないんだけど」

「じゃあ、こびとさんかな?」と笑う娘。

私が入れたのか、入れたんだろうな。私しか、いないはず。なんだけど。

娘が忘れ物しなくてよかった。けど、だいじょうぶか?私。

それにね、軍手に名前を書いてなかったというのも不思議なんです。いつもの私なら、必ず名前を書いて持たせるから。だからやっぱり、わたしではないのかも。

床下仙人が守ってくれた、とか?

8歳、発熱・40℃

うつりました。ヘルパンンギーナ。

5歳以上はかかりにくいと思って油断しました。。。

朝は元気に登校したのに、学校から電話があって、発熱のお知らせ。
迎えに行くと熱は40・0℃で、ぐったりしていました。

歩くこともままならず、小児科までおんぶして行きましたよ。小2の子を・・・。

次女の発熱時、カロナールを粉で処方してもらったところ、のどが痛くてぜんぜん粉薬が飲めなかったので、長女はカロナールのシロップにしてもらいました。おかげで熱さまし&痛み止め効果がよく出ているようで、一時は37.7度まで熱が下がり、現在は再び上昇して38.8度、もうしんどさは抜けているようす。

のどが痛いのと熱が高い以外は症状がないので、なんか自由にしています。

いつもは妹に占領されて見られないテレビを好きなだけ見たり、ベッドに寝転んで好きな漫画(『よつばと!』)を読んだり。

ヘルパンギーナだから、明日も熱は下がらないはず。。。妹のいない家で自由にすごせるなんて、ラッキー!みたいな感じです。

(9月8日 追記)
明日も熱は下がらない、と予想していましたが、翌朝には36.7℃。ほぼ平熱に戻っていました。さすが小学生。体力あるね。

もう英語の勉強はしなくていいかもしれない

iPadに「VoiceTra」という音声翻訳アプリを入れてみたら、予想以上におりこうさんで、期待以上の楽しさで、ハマってます。(2017年9月現在無料ですが、実証実験のために公開しているもので、事業終了後は使えなくなるか有料サービスに移行するようです。)
VoiceTra

感覚としては、ドラえもんの「ほんやくこんにゃく」そのもの。日本語で話したことを外国語(なんと31か国語対応!)で話してくれて、画面には文字が出て、さらにその外国語を日本語に翻訳しなおしたものが下に出ます。
VoiceTra2

まず、自分の話す日本語が正確に文字になる、という基本的な部分において、非常にレベルが高いです。

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10年ほど前、PSP=プレイステーションポータブルで似たようなソフトがあって(黒っぽい鳥のイラストがついてた)、しゃべることを翻訳してくれたのですが、機械が日本語を理解してくれないと、もうどうしようもなかったものでした。その点、VoiceTraは、かなり正確に日本語を拾ってくれて、とてもすばらしいです。

←(追記)2005年11月17日に発売された『TALKMAN』でした。

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夫と私は「妻がいなくなりました」「夫とはぐれました」「娘が誘拐されたみたいです」「耳毛がチクチクします」「とこやに行ってください」などと、話しかけ、正確に翻訳されて「おぉー!」となり、不正確でも大笑いで、延々遊んでしまいました。
(※ただし、3歳のしゃべる日本語はまったく拾えませんでした。次女は自分のときばかりエラーが出るので、最後はプンプンすねてしまいました。)

さらに、外国語→日本語の翻訳も同様にできるので、自分の英語が通じているのかを確認することもできて、とても便利です。

自分の英語が日本語に翻訳されて流れるたびに、「通じた!」という喜びがわきあがりますし、変な訳になると「もう1回!」とチャレンジしたくなります。買っただけでほとんど読んでいなかった英会話の本を開いて、片っ端からiPadに向かって読み上げるのが楽しくて仕方ありません。

夫は「これからはもう英語の勉強なんかしなくていいのかもな」と言っていました。

そうかもしれないし、逆に、こんなに簡単に「いま話したいこと」がわかったら、楽しくって、しゃべれるようになるのも早いんじゃないかと思ったりもします。

VoiceTra(ボイストラ)を持って、今すぐ海外旅行に行ってみたくなりました!(笑)