カテゴリー別アーカイブ: 3才

ママが2人いればいいのに

夕食の片づけ中が、いちばん忙しい時間かもしれません。

夫と長女、準備するのは手伝ってくれるけど、自分が食べた食器は運んでくれるけど、食べこぼし、食べ残し、痛みそうなものは捨て、明日も食べられそうなおかずはラップして冷蔵庫へ……という作業は、私の仕事です。

食器洗いは夫の分担ですが、洗いやすいように鍋やボウルなどの大物は洗って寄せておく、食洗機の中の食器を棚に戻す、茶わんや皿を予洗いして種類ごとに重ねておく、という作業は、私がやっています。

家族はもうくつろいでいて、次女が「ママー、えほんよんでー」と言ってきます。

「あのねー、ママがもうひとりいたら、絵本読んであげたいんだけどね。片づける人はママしかいないからねー」と、お話しながら、作業していきます。

すると次女、

「あっ、もうひとりママがいればいいんだ!じゃあね、はーちゃんが、もうひとりママを産んであげるね!」

「えっ、いま?」と聞いたら、

「いまはむりだよ、はーちゃん、まだ赤ちゃんだもん。おっきくなってからだよ~」

そう言って、ケラケラ笑うのでした。

長女は、
「痛そうだから、わたしは産まないよ。ぜったい産まないよ!」と言っています。

次女は、
「はっちゃんが産むからだいじょうぶ!まかせておいて!」と言っています。

そうだね、いつかはママのこと、楽にさせてくれるんだよね。

何年後のことでしょうかねぇ・・・・。

3歳、発熱。(39.0度)

ある日の夕方、次女を保育園に迎えに行ったとき、
なんだか抱っこが熱いな、と思って熱を測ると、38.0℃でした。

鼻水もなし、咳もなし。

いつもよりちょっとわがままなくらいで、食欲はあるし、元気いっぱい。
なんの熱だろう、これ。また突発?3回目よ?

夜になって、いったん眠りについたものの、10時半ごろぐずって、再度熱を測ると、39.0℃になっていました。

泣きながら、げっ、げっと吐こうとするんだけど、もう胃になにも残っていなくて吐くこともできない様子で、つらそうです。半分寝ている手足がビクッとするたびに、親もビクッとします。

救急外来につれていったほうがいいか、迷います。

が、

この日は熱さましの坐薬を入れて、様子を見ることにしました。

「おなかがいたい」とか、「頭が痛い」とか、はっきり痛い場所がないときは、救急外来につれて行っても、熱さましだけ処方されて帰される……長女が小さかった頃に何度も経験しています。

ただし、子どもが「おなか痛い」と言って泣いておさまらず、便も出ないときは、熱がなくても、夜中でも救急外来につれて行っていいと思っています。痛い、というのは、とても大事です。

翌朝、熱はまだ38.0℃あり、小児科を受診すると、
のどが赤く腫れて、水ぶくれになっているとのこと。

「ヘルパンギーナ」と診断されました。

高い熱が2日続き、その後2~3日はのどが痛くてなにも食べられないというのが症状だそうです。

だいたい5歳くらいまではよくある病気で、5歳過ぎるとあまりかからなくなるのだとか。

お医者さんに「アイスとか、コンデンスミルクとか、のどにしみにくいようです。みかんはしみます。味噌汁もしみます。食べられるものはなんでもいいので、カロリーと水分を取らせるように。三食コンデンスミルクでもいいです。夢のような3日間を過ごさせて。」と言われました。

「ウィルスなので、抗生剤は処方しません。いちおう、痛み止めは出しますが、飲まなくても治りには影響しません。」とも。

その薬も、帰宅してすぐは飲めたのですけれど、受診時よりも帰宅後にのどの痛みがひどくなっていったようで、数時間後にはなにを食べても痛がって泣き、薬も飲めなくなりました。

ジュースやイオン飲料もだめで、けっきょく赤ちゃん用の粉ミルクを買ってきて、哺乳瓶で飲ませました。ミルクを200ml飲んでくれると、一安心です。(プライドが傷ついたようではありますが・・。)

そんなこんなで、平熱に戻ったのが、発熱から36時間後。ふつうにごはんを食べられるようになったのが、72時間後でした。

早朝ピクニック

朝7時前、長女の弁当(学童保育用・夏休みなので)を作っていたら、
次女に「はっちゃんのおべんとうもつくってぇ」と言われました。

朝ごはんを弁当箱につめてやると、

「わ~い、これもってピクニックにいこうよ!」

平日。普通に仕事の日です。

でも、近くの公園で10分くらいなら、なんとか時間をつくれるかもしれない。

急いで長女と夫を起こし、長女の朝食(しらすごはん)と紙パックのジュースを持って家を出ました。

滞在可能な時間は、10~15分。気持ちは焦り、内心ハラハラしています。

しかしまあ、いざ歩いてみると、朝の公園って、なんてきれいなんでしょう。なんとも言えない気持ちよさです。こんなさわやかな場所で朝食なんて、貴族みたい。子どもたちもさくさく食べてくれて、ちゃんと時間内に、ごきげんで登園できました。
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手をつないで芝生を走る姉妹の、なんと愛らしいこと。

平日の朝にこんな時間が取れるなんて、思ってもみなかった。次女のわがままにつきあうと、いいこともあるんだなーと思ったことでした。

たまには、こんな日も。

看板猫のいるカフェにて

パソコンを整理していた夫が、こんな1枚を見つけました。
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長女が3歳のころ、とあるカフェの入り口で撮った写真です。
バラの季節で、カフェの周りにもたくさんの花が咲いていました。水を飲もうとしているのか、看板猫が花で埋まったバケツに首を伸ばしています。

私も夫も庭作りに夢中で、あちこち見て歩いていた頃でした。娘も、よく連れまわされていました。写したときはなにも考えていなかったけど、後で見ると夢のようです。

まつりのあと

北海道から、子どもだけで遊びに来ていた姪と甥が、帰って行きました。

実家の母に、「危ないから水のあるとこで遊ばせてはダメ。海、川はもちろん、プールもダメ。」と言われて鉱山跡地につれて行きましたら、砂金採りや宝石掘りもあって、大人も夢中になりました。
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写真は宝石掘りで集めた石です。私は水晶と青、黒、紫の石ばかり、妹は白い石とピンクが中心。お互いの家のインテリアを、そのまま表現したような色の差で、無意識に集めたのに、こんなにも好みが出てしまうのか、と感心しました。そして娘と甥っこは意味がよくわかっていなくて砂をいっぱい入れていました。

遊ぶことばかり考えていた5日間が過ぎ、さびしいような、ほっとしたような。送って行った空港で娘は泣いていましたが、私も名残惜しくて寂しかったです。今日は筋肉痛と寂寥感を引きずりながら、遊んだオモチャの片づけなどをしています。