長女は生後7か月で母乳をやめました。保育園に入る前に断乳しなければ!と決めていたし、もともと母乳よりミルクのほうが好きだったこともあって、苦労した記憶はほとんどありません。
次女は、生後2ヶ月から保育園に行っていて、保育園では冷凍母乳を飲んでおり、帰宅後はまずおっぱいだったので、そのリズムのまま1歳が過ぎ、2歳になってもまだ母乳っ子でした。
言葉がしゃべれるようになって、「おいしい!おいしい!おっぱいがいちばんおいしい!」と言ってくれて、暑いけど、手がかかるけど、うれしい気持ちもあり。もうこのままずーっと小学生になっても母乳っ子なのかなーと思っていたくらいです。
ところが、今週の初めに突然、「もう飲まない。やめる」と宣言しました。
ほんとに、突然。
さらに夫の前に正座して、「パパ、あのね、はーちゃん、もうおっぱいのまないの。」「おいしくないから。」「○子のおっぱい、くしゃいの。」と言うではないですか。
ママじゃなくて、○子って。呼び捨て(笑)
しかも、く、くさいですって・・・?傷つくんですけど!(でも爆笑)
以来、私が「まだ飲んでもいいんだよー」と言っても、「のまない!」と言ってがんばっています。
夜寝るときは、「おっぱい、いいこいいこしていい?」と聞いてきて、ぴたっとほっぺたをくっつけたりしますが、飲まない。
いつものくせで「おっぱい!」と言ってしまった後も、「あっ、のまないよ」と言いなおして、服をかぶせて「ないない」と言います。
そっかぁ。
これが卒乳かぁ。
自分はもう赤ちゃんじゃない、って、自分で決めて、がんばってるんだね。
卒乳・断乳って、ウソかホントか、おっぱいにおばけの絵を描いたとか、カラシを塗って無理にやめさせたとか聞いたことがあるけど、子どもが自分でやめどきを決めるってことが本当にある、ということだけは、次女を見ていて初めてわかりました。
今はまだ、さわったり、顔をつけたり、話しかけたりしていますけど、それも徐々におさまっていくのでしょうね。
そういえば、卒乳を決めてから、急に家族と同じものを食べたがるようになり、いままで食べなかったハンバーグやビーフシチューも「おいしい!」と言って食べるようになり、いままでは別メニューを作っていた私も、急に楽になりました。
うれしさ、さびしさ、両方だけど。
いろんな成長を見せてくれて、ありがとう。