たまたま教育テレビを見ていたら、「おねんどおねえさん」が英語でねんど遊びを紹介していました。(※いつもは日本語です。)
おねえさんはねんどをまるめるとき、「roll…roll…roll…」と言っていて、「コロコロコロ」という字幕が出ていました。
それを見た長女は「ロール、ロール、ロール」と言い、次女はものすごくちゃんとした英語の発音で「roll…roll…roll…」と言っていました。もちろん、ふたりとも無意識です。
わたし、茫然としてしまいました。
6歳にとっては、すでに「ro=ロ」であり、「ll=ル」であるのに、1歳5ヶ月にとっては「r」はあくまでも「r」であり、「l」は「l」なのだと。
しかも、おねえさんは日本人なのに、次女が再現した発音はちゃんと「roll」。
私は早期英語教育には懐疑的で、生活に必要じゃないことで脳を使うのは意味がないと思ってきましたので、長女は赤ちゃんのころから一切英語に触れることなく育ててきたのです。必要になってから覚えたほうが早いだろうって。
それが、1歳だとこんなに一瞬で、なんの説明も迷いもなく発音をマスターしてしまうのか。
こんなの見てしまうと、欲がでるもので。一瞬、英会話教室に通わせようか?ECCジュニアか?という考えが頭をよぎって、「いやいやいや・・・」と頭を振りました。(マンガみたいに)
いま覚えたって、忘れます。こんな田舎で周りに英語を使える人がいないんだから、せっかく覚えても通じなかったら、かえってかわいそうです。それはわかるんだ。しかし、発音完ぺきだったなぁ。あぁ。赤ちゃんてすごいなぁ。