昨日、ブログ村の「家計管理・貯蓄」カテゴリーをウロウロしていたら、「住宅ローン減税の期間中でも、積極的に繰上返済をするほうが得」という考え方があるのを知り、ドキッとしました。
たとえば100万円繰上返済したら、減税は1万円少なくなるけど、利息は数十万も減るのだから、減税よりも利息軽減を優先したほうがいい、という考えでした。
減税期間は繰上償還しないと決めていた私でしたが、なんだか自分の考えに自信がなくなり、「あれれ、そうかも・・・?」と思ってしまいました。そこで、あらためて計算してみることにしました。
※住宅ローンは夫婦で1140万円ずつ借りていて、10年後に夫の分を完済する計画です。(団信に入ってないから)
(1)毎年85万円ずつ、10回繰上償還する
(2)借入から10年経過後に850万円繰上償還する
利息は、(1)622,879円 (2)926,780円 差303,901円
減税は、(1)824,249円 (2)1,204,299円 差380,050円
というわけで、現時点では(2)つまり10年後に一括繰上のほうが、7万6千円お得という試算になりました。
わが家の場合、1人あたりの借入額が1000万円程度で配偶者控除もないため、利息より減税のほうが大きいです。借入額が多かったり、扶養控除が多かったりして、支払う税金が減税額に届いていない場合は、少しでも早く繰上償還したほうが有利になるんですね。各家庭の事情によって、答えは1つじゃないということがよくわかりました。