おじいちゃん おばあちゃん

うちの娘には4人の祖父母がいて、みんな車で20分か30分の距離に住んでいるのですが、保育園の行事には誰も参加したことがありませんでした。

私の母など、北海道にいる弟の子たちの運動会には飛行機に乗って泊りがけで行くのに、車で来れる場所にいる私の子には、運動会にも、発表会にも、祖父母との交流行事にも、一度も来たことがないのです。

だから今年は、祖父母交流会のお知らせが来たとき、すぐに娘に電話をかけさせました。

保育園最後の交流行事だし、もし今年来なかったら、次女のときにだけ来てもらうわけにはいかなくなる、と思って、私からもお願いしたのですが、答えは同じ。みんな「行けない」と言うのでした……。

むむむ

長いので、記事をたたみます。

それならせめて私が行こう、と申し出たら、

担任に

「祖父母が来れないときは保育士がつきますから、お母さんは来なくていいですよ。あくまで祖父母との交流が目的ですから。」と言われ。
凍る
もう、もう、交流行事なんか、なければいいのに!保育園なんだから保育だけしてくれればいいのに!!と、やけっぱちな気持ちになりました。

そこでもう一度夫が電話して、初めて、義父が参加することになりました。

ところが。行事前日になって、親戚に不幸があり、やっぱり行けなくなった、と義父。

ショック

そこで、ダメもとで私の母に電話して、「むこうのお父さんが行くはずだったんだけど、不幸があって行けなくなって。無理だとは思うけど、もし行けたら行ってくれない?」と頼んだら、母は急に、やさしい声で「いいよ。行くよ。」って、言ったのでした。

祖父母交流会の日のことを保育園の先生から聞いたら、私の母は、とても嬉しそうに、娘と遊んでいたそうです。そして娘は、交流会が終わって母が帰るとき、寂しがって泣いてしまったそうです。

あぁ。来たくなかったわけじゃ、なかったんだね・・。

嫁ぎ先の両親に、遠慮していたんだ・・。

車

母は、私の娘たちの誕生日やクリスマスにプレゼントをくれる人だけれど、手伝いを頼んでも断られることが多く、だから私は、頼みごとや困りごとの相談は、いつも真っ先に義母にしてきました。

自分の母親ながら、なんて薄情な女だろうか、どっかおかしいんじゃないのか、私は娘にそんなこと絶対しない、娘が嫁に行ってもベッタリくっついて行って、家事だって育児だって、なんだって手伝うんだから!くっついて離れないんだから!って、思っていたのです。

だけど。実の親は頼りにならないと思っていたからこそ、私は義母に、実の親以上に甘えてこられたのかもしれない。心を開いて、仲良くしてこられたのかもしれない。

わかって、やってたのかな。

いや、天然か。

自分の母を見直したとともに、女の子の母親として、将来の娘とのつきあい方を考えさせられた出来事でした。

「おじいちゃん おばあちゃん」への6件のフィードバック

  1. ちゅーすけさん、こんにちは。

    娘と母親の関係って難しいところがありますよね。
    娘は実の母に頼りたい気持ちはあっても、お互いの住んでいる場所の距離だったり、母親の仕事だったり、様々な要因で難しい場合って多々あります。

    「嫁ぎ先に気を遣って」「嫁に出した娘」というお母様の気持ち、なるほどなぁと考えさせられました。今回の保育園の行事で、おばあちゃんが保育園に来てくれて娘さんがとても嬉しかったのが伝わってきました。娘さんはおばあちゃんが大好きなんでしょうね(*^^*)

    1. りんさん、こんばんは^^

      私が子どもだったころ、母は働いていて、祖母は働いていなかったので、いつも祖母に預けられていました。

      そして今は、私の母も、夫の母も、まだ働いているので、仕事をしている時間は、やっぱり遠慮しちゃいますし、子どもが熱だしたら、仕事を休むのはほとんど私です・・。

      なんかね、私、ちょっと損してる気がするんですよね。
      おばあちゃんが家にいて、おもいっきり働けていた母がうらやましいなって。(義母も同じ状況です。)

      娘にとっては、もっと祖父母と遊びたい気持ちはあるでしょうね。たまにしか会わないから。来年、小学生になったら、夏休みに祖父母宅へ預けてみようかな。

  2. こんばんは、東京に住む高3ツインズママです。
    おじいちゃん、おばあちゃんの話、泣きそうになりました。
    私は夫の実家と敷地内同居をしています。
    我が家は娘2人が双子だったため、入園までは時々埼玉から母が2、3日泊りがけで育児家事の手伝いにきてくれました。
    でも母は家に帰り着いた途端にどっと疲れが出て具合が悪くなっていたみたい。手伝いで疲れるのではなく、隣にいる夫の両親への気疲れが大きかったようです。
    娘たちの幼稚園の運動会にはきてくれましたが、そのあとは入学式のお祝いに来たきり、それからは一度も来ていません。
    時々、来ない?と声を掛けても、いいわ〜そのうちくるんでしょう?と。
    気疲れするのもあると思います。でも自分たちが出過ぎないようにと、
    嫁である娘がかわいがってもらえるようにと思っているみたい。
    実際義母にはとてもよくしてもらっています。
    ご主人の実家近くに住む友人も、関西の両親は家を新築した時に来ただけと言っていました。
    ちゅーすけさんのご両親もいっそ来てもらったほうが楽、、なのでは?
    おばあちゃまもお仕事なさっているからやはり大変かしら。

    1. ツインズままさん、こんにちは^^

      以前から、ツインズままさんは、旦那さまのお母さんととてもいい関係なのだろうな、という印象を受けていました。言葉ひとつひとつから、実の親のような近さを感じることがあって。
      ご実家のお母さまが、あえて自分は出て行かないという選択をされたことも、嫁ぎ先との関係をよくしていたのかもしれないですね。

      私も、義両親とはとても仲良しですが、それは自分の力などではないのだな、むしろ周りの人がそうさせてくれているんだな、と改めて思いました。

      いままで、私の実家に行くときは、私が自分の両親と話すのがメインになっていて、娘たちは脇役でしたが、これからは、もっと「孫との時間」を作れるように、工夫していきたいと思います。コメントありがとうございました^^

      1. そうそう、ちょっと補足を。
        夫の両親を大事にして、家族円満に過ごしているうちに娘たちはあっという間に成長し。
        娘たちが大きくなったという事は、自分の親も歳をとったということに。いつのまにか足腰も弱くなっていて、色々おっくうがるようになりました。
        娘達は中学生になってから部活で土曜日曜もなくなりました。中学生になるまでは遊びに行ったり、泊まったりしていたけれど。だんだん娘達を連れて行く回数がへりました。
        義理の両親をつい優先しちゃってバランスが難しいのだけれど、だんな様のご実家も大切にしつつ、ちゅーすけさんのご両親と娘さんたちの思い出もたくさん作ってさしあげてくださいね。小さいうちのかわいさ、そしてそのうち学校のお友達関係のグチをおばあちゃまに話したり。
        おじいちゃまおばあちゃまに、「娘と孫が来るっていうのよ〜、大変なんだけどさ」と、お友達に自慢させてあげてください。
        20分でご実家に行けるなんて、うらやましい(^_^)。

        1. ツインズままさん、こんばんは^^

          補足ありがとうございます。

          車で20~30分って、泊まるほどの距離じゃないから、また微妙なんですよー。せっかく行っても、昼寝で終わっちゃったりして。
          北海道からくる弟の子たちは、いざ来れば24時間一緒なので、距離的に遠い孫のほうが、結果的に長時間かかわれる部分があります。

          でも、回数を多くして、娘たちにも祖父母との思い出を作れるよう、心がけていきますね。子どもの成長は、あっというまですからね。

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