わがやにピアノを置く件、まだ解決できていません。
以前ミサワホームと話した手順は、
(1)ピアノの搬入業者に窓からの搬入が可能かどうか聞く
(2)搬入が可能であれば、床の補強をする
(3)ピアノ搬入
しかし、ピアノ業者さんが家に来ると、まず(1)の窓から搬入するルートは無理だと判断されました。
うちの裏が道路ではなく崖なので、トラックが入ってこられないと。
玄関~リビング経由で入れるしかないということで、このルートをピアノが通り抜けられるかどうか。かなり微妙だけれども、ドアを外せば、ピアノのサイズによってはいけるかも、ということになりました。
このルートで、アップライトピアノを横にして、通す計画です。(立てたままでは通らない)
でも業者さんは、リビングに置きたい~~~~置けたらいいのに~~~と言っていました。リビングの床暖房は、テレビを置くために壁から45cmは暖房を入れなかったのですけれど、ピアノの奥行は65cmあり、どうしても踏んでしまうわけです。夫と、「寝室に置けなかったら、蔵上に置く?」なんて話してました。
ピアノ業者さんが家に来た数日後、こんどはミサワホームのアフターさんが家に来ました。
すると、床暖房があるからリビングには置けないし、蔵の上にはなおさら絶対に置けない!と。そんな強度はない、蔵を壊さなきゃいけなくなる、と。
ミサワホームなのになぁ。この家、高かったのになぁ。ピアノも置けない家を建てちゃったのかなぁ。と、悲しくなりました。この家を建てたとき、長女はまだ1歳でしたから、ピアノを習うかもしれないことくらい想定しておくべきでした。
でも実際に習っていないと、そしてある程度上達してみないと、「キーボードでいいでしょ」「電子ピアノもあるよね」って考えてしまいますよね。実際、わたしがそうですし。キーボードと電子ピアノの区別さえついてなかったし。
夫も「電子ピアノしかないんじゃねーの?」「電子でもいいやつあるじゃん」とずっと言っているし。
ミサワホームのアフターさんが図面を見ながら教えてくれたことは、ここの壁に、こういう方向で置くならば、床の補強はいらない、という話でした。
ただし、こういう方向に置くならば、床の補強が必要だそうです。
床の補強をしないでも済むとわかったので、すぐにピアノ業者さんに電話をし、専門の搬入業者さんも一緒に、家を見てもらうことになりました。
ピアノ業者さん訪問2回目:メジャーで計るだけでは、やはり微妙。「究極ぎりぎり」と言われました。実際のサイズをかたどった段ボールを作ってまた来ます、といったん帰社。
3回目:ピアノサイズの段ボールを持って訪問。結論「当たる。けど、上のふたをあければ、ぎりぎり通る。けど、養生の毛布があれば、もう通らない」うーん、断念か、まだねばるか。
4回目:ほしかったのは高さ131cmのピアノだったけど、高さ121cmなら、通るかも。ということで、再び121cmサイズの型紙段ボールを持って訪問。これなら通る。このサイズで、探しましょう、となりました。
ピアノの先生のおすすめで、高さ131cmの、音も見た目もとてもきれいなピアノがあって、子どもたちも「鍵盤の重さがピアノ教室と同じ」と言っていて、ほんとうはそれがほしかったけど。通らないとわかったので、縁がなかったのだろうな、と思います。
また、夫の実家のピアノも、背の高いピアノであるため、この家には入らないということがわかりました。夫の実家にあるピアノは、上ふたをあけるとムアッとするほどカビ臭がするので、家に持ってきたくない、、と思ってはいたのですが、義母が「持って行ってほしい。ピアノ片づけたい。」と思っているのは明白で、新しいピアノを買ったら「なんで買ったの?もうあるのに!?」と言われるだろうな~と思っていたのです。ピアノの置き場所についてミサワホームの結論を伝えたら、がっかりしていましたけれど、「仕方ないね」とも言ってくれました。義母は、リビングに置けると思っていたそうです。「わたしも残念です」と言って、角が立たない方向に持って行けたのは、さいわいだったのかもしれません。
というわけで、これから高さ121cmのアップライトの実物を見に、楽器屋さんに行ってきます。
どんなピアノかな。どきどきです。
どうかこの家に迎えられたら、と願っています。