最近読んだ本。
9歳の女の子・さきちゃんと、おかあさんのおはなし。
台風の日に窓を開けていて、おかあさんに怒られるさきちゃん。風が強くて、地球が壊れそうだったから、自分の家で風を少し引き受けようと思ったんだって。みんなのために。
水道の蛇口をあけっぱなしにして、おかあさんに怒られるさきちゃん。テレビで川があふれそうなのを見て、川と水道はつなっがてるから、川の水を少しでも減らしてあげようと思ったんだって。
猫を飼いたいさきちゃん。アパートだから飼えないのは知ってるけど、遠くにいるノラ猫を、自分ちの近くにつれてきて、自分ちの近くにいるノラ猫にするのならいいんじゃない?って考える。
子どもって、かわいいなぁ。
大人から見たら「?」なことも、ちゃんと理由があるんだなぁ。
私もこないだ、長女がイチゴのシールを紙に貼ってなにか作っているのを見て、「それ、妹のシールでしょ。赤ちゃんだからって、わからないからって、勝手に使っちゃダメでしょ」って、言ってしまいました。
あとで、「しまった」って思った。私の誕生日だったから、ケーキを作ってくれていたんだ、って気づいて・・・。
気づいたとき、泣きそうになってしまった。いまも。
長女が9歳になったら、また一緒に読みたいな。