カテゴリー別アーカイブ: 2.子育て

これでも、ましなほう

下着とタオル類とパジャマは、ぜんぶ、ドラム式洗濯乾燥機で一気に洗濯から乾燥までしてしまいます。(ただし乾燥機にかけると衣類は縮むので、下着じゃない服は、つるして干してます。)

洗濯乾燥機で一気に洗って乾燥させた洗濯物。次女さんが全部カゴから出してくれました。
おてつだい1

一生懸命、ぐちゃぐちゃにしていきます。
おてつだい3

いいんです、それでも。
おてつだい5

「だっこ、だっこ」と後を追われるより、ずっといい。ほんの10秒でいい、手が離れてくれたら、それだけで助かる。

娘が図書館から『火垂るの墓』を借りてきた

保育園の年長組全員で、図書館に行ったそうです。そして全員が1冊ずつ、自分で選んだ本を借りたそうです。

「あのね、『火垂るの墓』にしたの」と娘。

「えぇー、ママは泣いちゃうから、読みたくないよ」

「そう言われると思ったんだけど、どんな話か知りたかったから」

はぁ。夫と私がよく「あれだけはだめだ。自動的に泣いてしまう。トラウマだ。」などと話しているのを聞いて、かえって興味を持ってしまったのですね・・・。

しかたないので、「泣くかもしれないけど」と先に言って、夫が帰ってくる前に読んでやりました。

火垂るの墓

途中、せつこが「おかあちゃんはもう死んではるんやろ」「おばちゃんから聞いてん」という場面になって、清太が初めて涙を……というところで夫が帰ってきて、私は夕食の準備に入り、娘は一人で寝室に行って、隠れて続きを読みました。

しばらくたって、リビングに戻ってきた娘は、「ひとりで全部読んだよ。泣かなかった!」といばっていました。6歳ではまだ、清太の無念さはわからなかったみたいです。

ただ、親が死んで苦労した話だということはわかったようで、お風呂で、「ママは火垂るの墓みたいにならないでね。わたし、しんぱいになっちゃって」と言ってきて、夫に「だから読むなって言ったんだ!」と言われていました。

読んだ本の中で悲しいことがあって、それが心に深く刺さって、もう何年も抜けないままになっていることが、私にもいくつかあり、できれば娘には、その本を読んでほしくないと思います。「読むな」と言うかもしれません。でも、読むのよね。「読むな」って言われたら、必ず読むね。

親がどんなに石ころを片づけようとしても、子どもは自分で、石ころだらけの道を歩いて行ってしまう。それで、意外とケロッとしてる。『火垂るの墓』を読んだ娘の反応を見ていて、そんなことを思った夜でした。

看板猫のいるカフェにて

パソコンを整理していた夫が、こんな1枚を見つけました。
DSC_9412
長女が3歳のころ、とあるカフェの入り口で撮った写真です。
バラの季節で、カフェの周りにもたくさんの花が咲いていました。水を飲もうとしているのか、看板猫が花で埋まったバケツに首を伸ばしています。

私も夫も庭作りに夢中で、あちこち見て歩いていた頃でした。娘も、よく連れまわされていました。写したときはなにも考えていなかったけど、後で見ると夢のようです。