長女にとって絵本は、1冊ずつ家にやってくるものでしたから、どの本も新しいうちは何度も読んで、次の本を買うとまた新しい本を読むという付き合い方で、とくべつに気に入った1冊というのはありませんでした。
(※絵本の収納場所は、寝室クローゼットの右下、2段分です。)
(手前と奥、2列にしてしまっています。この写真で蔵書の半分くらいです。)
次女にとっては、生まれたときから目の前に大量の絵本があって、たくさんの本の中から自由に選ぶことができる環境です。「読んであげるなら○歳から」などという垣根を飛び越えて、手当たりしだい好きなように選んできます。
とにかくとにかくいちばん好きなのは「おつきさまこんばんは」で、私のところには1日20回ほど、夫には1日5回ばかり、うんざりするくらい何度も何度も、「よんで」と持ってきます。そして毎回、飽きもせずにお月様にあいさつをします。
つぎに好きなのが「ちいさなねこ」です。絵が老舗な感じ。
この本の場合、文章は読みません。絵を見て「うー、わんわん」「にゃーたすけて、おかーさーん」などとてきとうに演技をするとウケます。
「わっしょい わっしょい」は、このページだけが大好きで、ある日イチゴを食べるマネをするようになったのでビックリしたものでした。
この絵本、半分くらい、ひたすらこういうアリの絵なんです。これが届いたときは、なんだこの手抜きな内容は!と思いました。
毎月届く絵本の1冊だったので、なんか損したような気分になったものでしたが、1ページだけでも好きなページがあるなら、買ってよかったな、と今は思います。
おでかけに便利な小型の絵本「にゃんにゃんわん!」は、しかけ絵本です。かじられて、角が丸くなってしまいました。
だんだんだあれ?
ニャンニャンニャオ~ ねこちゃん
と、これだけの繰り返しなんですけど、けっこういろんな動物が登場して、意外に長いです。
この本を読み聞かせているとき、長女が初めて「ぱお~ん」とゾウのマネをしたのでした。あの瞬間は、すごいうれしかったし、かわいかったなぁ。
次女には、家にあってもまだ読んでいない本がたくさんあるので、1歳のうちにまた好きな本が出てくるかもしれないです。次はどんな本を「よんで」と持ってくるのか、楽しみです。