カテゴリー別アーカイブ: 絵本・児童書

1歳1ヶ月の子が本当に好きな絵本(4冊)

長女にとって絵本は、1冊ずつ家にやってくるものでしたから、どの本も新しいうちは何度も読んで、次の本を買うとまた新しい本を読むという付き合い方で、とくべつに気に入った1冊というのはありませんでした。
(※絵本の収納場所は、寝室クローゼットの右下、2段分です。)
絵本棚
(手前と奥、2列にしてしまっています。この写真で蔵書の半分くらいです。)

次女にとっては、生まれたときから目の前に大量の絵本があって、たくさんの本の中から自由に選ぶことができる環境です。「読んであげるなら○歳から」などという垣根を飛び越えて、手当たりしだい好きなように選んできます。

よんさつの絵本

とにかくとにかくいちばん好きなのは「おつきさまこんばんは」で、私のところには1日20回ほど、夫には1日5回ばかり、うんざりするくらい何度も何度も、「よんで」と持ってきます。そして毎回、飽きもせずにお月様にあいさつをします。
本1

つぎに好きなのが「ちいさなねこ」です。絵が老舗な感じ。
本2

この本の場合、文章は読みません。絵を見て「うー、わんわん」「にゃーたすけて、おかーさーん」などとてきとうに演技をするとウケます。
本3

「わっしょい わっしょい」は、このページだけが大好きで、ある日イチゴを食べるマネをするようになったのでビックリしたものでした。
本6

この絵本、半分くらい、ひたすらこういうアリの絵なんです。これが届いたときは、なんだこの手抜きな内容は!と思いました。
本7
毎月届く絵本の1冊だったので、なんか損したような気分になったものでしたが、1ページだけでも好きなページがあるなら、買ってよかったな、と今は思います。

おでかけに便利な小型の絵本「にゃんにゃんわん!」は、しかけ絵本です。かじられて、角が丸くなってしまいました。
本5
だんだんだあれ?
ニャンニャンニャオ~ ねこちゃん
本4
と、これだけの繰り返しなんですけど、けっこういろんな動物が登場して、意外に長いです。

この本を読み聞かせているとき、長女が初めて「ぱお~ん」とゾウのマネをしたのでした。あの瞬間は、すごいうれしかったし、かわいかったなぁ。

次女には、家にあってもまだ読んでいない本がたくさんあるので、1歳のうちにまた好きな本が出てくるかもしれないです。次はどんな本を「よんで」と持ってくるのか、楽しみです。

モモちゃんとアカネちゃんの本

小学生のころに読んだ本を、どのくらい覚えているものなのでしょう。

『モモちゃんとアカネちゃん』は、とても好きな本でした。小学3年生のころに学校の図書室で出会って衝撃を受けたことも、図書室から借りて読んだことも、赤ちゃんのアカネちゃんが靴下をほうりなげて遊んでいる場面も、鮮やかに記憶しています。当時、私の弟も赤ちゃんでしたから、「そうそう、赤ちゃんってそうなんだよね」と思って読んでいました。

ただ、私が読んだのは、『ちいさいアカネちゃん』まででした。

作者の松谷みよ子さんが亡くなった時、新聞で、モモちゃんとアカネちゃんのお話には続きがあることを知りました。

モモちゃんとアカネちゃんの本

1.ちいさいモモちゃん
2.モモちゃんとプー
3.モモちゃんとアカネちゃん
4.ちいさいアカネちゃん
5.アカネちゃんとおきゃくさんのパパ
6.アカネちゃんのなみだの海

5と6は、まだ読んだことがありません。

1から4は、小学生のころに読んだけど、もう一度読んでいて、いま『モモちゃんとプー』を半分くらい読んだところです。黒猫のプーがとても賢くて、かわいくて、がっちゃんのことを思いだします。

子どものころに比べたら本を読むスピードがとても速くなっているはずなのに、どうしてか、ゆっくりしか読めません。不思議です。

モモちゃんとアカネちゃんのパパとママは離婚するらしいです。私は、読んだはずなのに、記憶にありません。ただ、小学生のときに、「両親が離婚したらどうすればいいか」真剣に考えていた記憶はあり、妹と相談した記憶もあり(笑)、そのきっかけがこの本だったのかもしれないな、と思います。

大人が読むとホラーより怖いという書評もある「モモちゃんとアカネちゃんの本」、今年はここから、読書の秋を始めています。

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5歳の娘が今一番好きな絵本「こんとあき」

来月6歳になる娘が、何度も「読んで」と持ってくるのが、「こんとあき」です。

お話は、空っぽのベビーベッドから始まります。
こんとあき1
ぬいぐるみの「こん」は、だれもいないベッドのそばに座って、そこに来るはずのあかちゃんを待っています。あかちゃんはまだ生まれていない。その時間の、ながいこと。こんは、これから生まれてくる赤ちゃんのために、おばあちゃんが作ったと思われるぬいぐるみの名前で、こんの存在そのものが大人の私の涙腺をゆるませます。

こんとあき2
やがて、待ちに待った赤ちゃんは生まれ、「あき」と名付けられます。ちいさくて寝てばかりいた赤ちゃんが、はいはいをするようになり、立ち上がって歩くようになり・・・

こんとあき3
そのうち、こんはだんだん古くなって、縫い目が破れてしまいます。こんを直してもらうため、2人は電車に乗って、2人だけで遠く離れたおばあちゃんの家に行くことになるのです。

電車の中でも、電車を降りてからも、次から次へとドキドキする事件が起こるのですが、子どもだけで電車に乗って、遠くの町に行く姿が、妹とふたりだけで祖母の家に向かった小学生の自分に重なって、不安な気持ちも、車掌さんのやさしさも、自分のことのように感じて、何度もうるうるっとします。私も、幼かった妹と向き合って電車に乗り、小さな手を引いて知らない道を歩いたんでした。

絵本もマンガも、もうひとりで読んでいる娘ですが、この本だけは「読んで」と言って持ってきます。そして「ここがドキドキした」とか「ここで泣きそうになっちゃった」とか、感想を話してくれます。同じことを、何度も、何度も。読むたびに話してくれます。

6年前のちょうど今ごろの季節、私も、長女が生まれるのを待っていました。そのころ猫たちは、空っぽのベビーベッドの下にもぐったり、オルゴールメリーをちょいちょいしたりして遊んでいました。

長女が生まれる前から私のそばにいて、長女が赤ちゃんのころは長女に乗っかられ、今は次女に耳をつかまれたり、しっぽをひっぱられたりしているちゅーすけ。
こんとあき4
「こんとあき」を読んでからちゅーすけを見ると、あらためて、猫ってけなげだなぁと思うのです。

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はっぱのおうち

娘が2歳のころに買った絵本の中に、「はっぱのおうち」があります。


はっぱのおうち

女の子が庭で遊んでいると、雨が降ってきて、庭の茂みで雨宿りをする。というお話なのですが、女の子が「はっぱのおうち」と呼んでいる庭木の茂みがとてもとてもいい感じなのです。

庭木選びをしていた頃、「どんな木を植えたら『はっぱのおうち』みたいになるのかなー。」と、絵本の挿絵を見て考えたものでした。現実的には、さすがに雨宿りはできないかもしれないけど、かまくらみたいに中に入れる庭木があったら、子どもはきっと楽しいだろうと思います。トトロでも木がトンネルみたいになっていたし。

でも、けっきょく何を植えたらそんなふうになるのかわからなくて、そのうち、「こんなふうにしたい」と思ったことも忘れていました。

最近、寝室の窓から庭を見ると、アオダモの木とアジサイがつながって、こんなかんじになっていました。
はっぱのおうち

あぁ、「はっぱのおうち」みたいだなぁ。と思いました。
はっぱのおうち2

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からすのパンやさん 続編

【送料無料】からすのパンやさん2版 [ 加古里子 ]

【送料無料】からすのパンやさん2版 [ 加古里子 ]
価格:1,050円(税込、送料込)

40年ぶりに「からすのパンやさん」の続編が出るらしい、と聞いて、楽天で「からすのパンやさん 続編」というキーワードで検索してみたのですが、「ご指定の検索条件に該当する商品はありませんでした。」となってしまい、調べなおしました。

4月に『からすのおかしやさん』と『からすのやおやさん』、
5月に『からすのてんぷらやさん』と『からすのそばやさん』が出るそうです。

4月発売予定の「おかしやさん」と「やおやさん」は、予約受付中になっていました。

【送料無料】からすのやおやさん [ かこさとし ]

【送料無料】からすのやおやさん [ かこさとし ]
価格:1,155円(税込、送料込)

5月発売予定のは、まだ予約受付してないようです。「からすのパンやさん 続編」で調べても出てくるようにすればいいのに!!

続編は、パンやさんの赤ちゃんだった4羽の子カラスたちのお話だとか。自分のために買いたい絵本です。

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