カテゴリー別アーカイブ: 2才

見えないものの話

旧宅で、赤ん坊が「ばあば、ばあば」と廊下の天井を指差すので「まじ勘弁して。こわいじゃないの」と思ったら、じつは壁付の棚の上にパンダ柄のコップが置いてあって、「ばあばじゃなくて、パンダって言ってたのねぇ」と、ほっとしたことがありました。

子どもと猫は本当に目がよくて、家に入り込んだ虫なんかにも、よく気がつきます。

最近、おしゃべりが達者になってきた娘は「〇〇がいるよ」と教えてくれるのですが、私には見えないことが多いです。とくにリビングは天井が高いので、天井付近にいる虫や埃は、矯正視力1.2では見えません。そのため、屋内でも、屋外でも、

「〇〇がいるよー」(カラスだったり、アリだったり、クモだったり)
「どこ?」
「ほら、しょこだよ」
「ざんねん。ママには見えないな。よく見える、いい目なんだね。」
「うん!」

という会話は慣れっこです。壁の模様がそう見えたり、なにかの影がそう見えたりして、こちらも「へーっ」とおもしろいことが多いのですが・・・

「おとなりのにわに、おばあちゃんがいるよー」
「ん?どこ?」
「ほら、いちゅものところだよ。てをふっているよ」

と言われて背筋が凍りかけることも・・・。お隣のおばあちゃんは生きているし、いつも手を振ってくれるので、たぶん、思いだしているのと見えることの区別が、幼児にはまだつかないんだろうと、自分を納得させています。お隣のおばあちゃん、どうか元気で長生きしてくださいね。(なにかあってから同じこと言いだしたら、こわすぎますので、ね;-;)

世の中には、目に見えないもの、絵には書けないものがたくさんあり、それを教えるのはすごくむずかしいです。

「しわわせ(幸せ)ってなんのことなの?」とか
「うそはどれなの?(絵で示せと)」とか
「しょうじきは、すうものだよね(それは掃除機だな)」とか。
私はいつその言葉を知って、どうやって覚えたんだろう。

とりあえず、こんなだったエゴノキが、
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元気に育ってくれて、しあわせ。
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おじいちゃんのゴールデンウィーク

実家の父が「ラベンダーがきれいな原っぱがある」と言うのでついていってみると、父がラベンダーと言っていたのは、ヒメオドリコソウでした。
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父が用意した小道具で「子猫にミルクをあげる子ども」を演じさせられる2歳のふたり。写真コンクールとかに応募するつもりらしいです。甥っ子も、父の演出でなにかの雑誌の表紙になったし、そういえば私も遥か昔に「牛の乳しぼりをする娘」みたいなタイトルで農業雑誌に載ったことがありました。ふだんは全然やってないのに。世の中やらせだらけーー;

父は「思い通りの絵が撮れて、最高に満足」と言っていました。まあ、よかったんじゃないの・・。撮ったのは私だけどね。

ふだんは二人で静かに暮らしている両親にとって、ゴールデンウィークは年に一度の孫ウィークです。4人の孫たちが枕や座布団などどうでもいいものを奪い合い、ケンカして泣いて怒られて大人も子どももギャーギャーワーワー、食べ物も飲み物も次々とみんなの腹に消えていきます。実家の両親は今ごろ、ぐったりしているころでしょう。

そしてうちの猫たちは、子どものいない時間をのんびり過ごしたようで、夜、家に戻ると、テトがとろけていました。
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おとうさん、おかあさん、みなさん、ゴールデンウィーク、おつかれさまでした。

キッチンでお勉強

私は子どもの頃、キッチンで勉強するのが好きでした。漢字の書き取りや、教科書の音読をすると、母が料理の手を止めて見てくれました。面と向かって指導されるより、なにかしながら時々見てくれるくらいがよかったです。だから自分の子も、小学2年生まではキッチンで勉強させたいと思っています。

このスペースから、
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ゴミ箱を出して、がらんとさせて、
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子ども用のイスを置こうと思っています。(いまはまだ座高が足りないです。)
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本人が付き合ってくれるかわからないので、ひそかな夢ではありますが、おべんきょうが始まるその日まで、このコーナーにゴミのにおいがつかないように、気をつけて暮らしましょう。

子どもが猫に掃除機をかける【動画あり】

2012.2.24のエントリー「猫に掃除機をかける【動画あり】」では私(黄色いおじさん)が掃除機をかけていましたが、今度は娘が掃除機(おもちゃです)をかけています。私が猫に掃除機をかける様子をしっかりチェックしていたんですね。面白かったので動画に撮ってみました。

見た目はダイソンだし電池で音も出るので、娘はおもちゃだとは思っていません。真剣です。吸引力はとても弱いので猫は完全に無視しています。

日本的クリスマス

クリスマスイブだった昨日、妹夫婦が遊びに来てくれました。

打ち合わせでは、ケンタッキーとケーキが妹の担当で、私はサラダと飲み物と酒のつまみを担当するはずが、娘が朝から熱を出したためなにもできず・・・妹が持ってきてくれた物を食べるだけのパーティになりました。
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特注ケーキ。チョコはダメ(娘)、缶詰のフルーツはダメ(妹の夫)など、いろいろわがままを言って作ってもらったそうです。「ケーキ」と言われて想像する味そのもの。こういうのって、貴重ですよね。
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私と妹が子どもの頃は、まだケンタッキーがなかったので、父がちゃんと七面鳥をつぶしていました。そして朝起きると、母が「さっきまでサンタさんいたのよ。もう帰っちゃった」と言ってリカちゃん人形などをもらったものでした。そういう意味では、私は自分の親を超えられそうにありません。

今朝、いちおう娘に「見て。枕元にプレゼントが!サンタさんが来たみたいよ。」という演技をがんばってやったのですが、しばらく遊んだあと「どこで買ったの?」って普通に聞かれました。「えっ、サンタさんが持ってきたんじゃなかったっけ?」ってとぼけておきましたけど。娘は「そっか」と言ってました。まだ2歳なのに・・・。