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エリック・クラプトン「ティアーズ・イン・ヘブン」

長女がまだ赤ちゃんだったころ、ふたりきりで過ごす時間はとてもとても長く感じたものでした。ずっとだっこしたままの1時間、1日。食事するときも胸につけたままで、自分が寝るときも抱っこしたまま座って寝ていました。1ヶ月が1年にも感じました。

抱っこに疲れて逃げ出したくなったとき、エリック・クラプトンの「Tears in Heaven」を聴きました。

夫が「クラプトンは、実際に息子が死んだらしいよ」と言っていて、長女が生まれるまではそう聞いても「そうなんだ、かわいそうに」で済んでいたのが、いざ娘を腕に抱いて歌を聴くと、泣けて、泣けて、腕の中の赤ちゃんを大切に抱きなおすのでした。


【試聴できます】アンプラグド / エリック・クラプトン

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Would you know my name

if I saw you in heaven?
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英語が堪能とは言えない私にも聞き取りやすい英語で、なんとなく、息子さんは幼いうちに亡くなったのだろうな、と思っていたのですが・・・。

あらためて調べてみたら、4歳だったそうです。マンションの窓が清掃のため開けられていて、そこから転落してしまったのだとか。一緒に動物園に行こうという約束の朝で、直前まではしゃいでいたというのがなんとも悲しいです。

事故があったのが1991年。

歌は、クラプトン自身によって2004年に封印されており、今現在はもう歌われていないそうです。知らなかった・・・。

冬の夜、授乳に便利なもの 3つ

育児用のグッズは、いっぱい買って、いっぱい捨てました。

手探りでいろいろ集めた結果、「これはよかった」というものについて書きます。

着る毛布(ベルメゾンの「もっと気持ちよくなった着る毛布」)
着る毛布
着る毛布、いいです。長女が赤ちゃんのときから、授乳服や授乳パジャマなど、いろいろ買ってみた(そして捨ててきた)私としては、もっと早く出会えていたらよかったのにと切に思います。

ジッパーで前が開くので、授乳中でも首とおなかがあったかいし、添い寝するとき、自分が布団からはみ出していてもだいじょうぶ。赤ちゃんがけっとばして布団がぐちゃぐちゃになっても、毛布を着てれば平気です。

登山用の水飲み器(「キャメルバック」というメーカーの「ハイドレーションシステム」というもの 詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
水飲み
これは夫の持ち物で、登山のとき、背中のリュックに入れておいて、少しずつ水を飲むというアイテムです。チューブの先がゴムになっていて、噛んで吸うと水が出ます。

授乳中は、ものっすごくノドが渇くのですが、赤ちゃんがいると、水を飲むためにキッチンへ行ったりはできないし、ペットボトルのキャップをひねることもできません。「のどかわいたー」と思いながらも、ガマンしてました。そんなとき、起き上がらなくても、寝たまま水を飲める!姿勢を変えなくても水が飲める!というのはありがたいものです。風邪をひいて寝込んだ時にも便利です。

LEDランタン(無印良品の「持ち運べるあかり」)
あかり
うちの照明は豆球がないので、ベッドの下にこれを横にして置いています。持ち運べるから、クローゼットに持って行けて、たとえば赤ちゃんが吐いたり、おむつが漏れたりしても、夫を起こさずに着替えできます。

長女を産んで、里帰りしていた実家から借家に戻ったばかりのころ、夜中の授乳は孤独で寂しくて、小さな赤ちゃんと2人きりでいるのは(なにを考えてるのかな・・などと考えると)少し怖くて、光るアヒルとか光るカエルとか、いろいろ買ってみたものでした。

光るおもちゃは電池がすぐなくなっちゃうのが困りものでしたから、充電式のLEDランタンを見つけたときは「これだ!」って思いました。

赤ちゃんは寝相が悪くて、いつのまにかどこかに行っているので、真っ暗にして寝るのは、いまでもちょっとこわいです。次女が5歳くらいになるまでは、持ち運べるあかりを使うことになりそうです。

赤ちゃんの手足口病とシングルマザーな日々

しばらくブログを更新できず、すみませんでした。近況報告を兼ねて、うちの赤ちゃん(生後11か月)がかかっている手足口病について経過を書いておきたいと思います。

1日目(火曜日) 午後4時ごろ、保育園から38.5度の熱があると職場に電話がありました。この時点で保育士さんは「めだった発疹はないけど、流行っているから手足口病かもしれない」と言っていました。午後5時にかかりつけ医を受診したとき、熱は37.6度まで下がっていて、発疹もなく、のども赤くなっていないので、抗生物質と風邪薬(カロナール)が処方され、「あした熱がなければ保育園に行っていい」と言われました。本人はいたって元気で、お姉ちゃんときゃあきゃあ言って遊んでいました。食欲も旺盛でした。

2日目(水曜日) 明け方に38.3度の熱が出て、保育園をおやすみしましたが、午前中はとても機嫌がよく、昼頃には37.4度まで熱が下がり、午後は靴を履かせて家の周りを歩かせたりしました。(このころ、かなりよだれが多かったのですが、「また歯が生えてくるのかな」と思って気にしていませんでした。)午後5時ごろまでは機嫌よく、ひとりで食パンをちぎって食べたりしていました。夕食は、午後7時ごろ。カレー(ルーを入れる前)から取り分けたジャガイモとタマネギをいやがって食べず、ごはんもあまり喜ばず、ヨーグルト(ベビーダノン)を2つ食べました。

夕方パンを食べたから、おなかがすいてないのかな?と思っていたのですが、夜9時ごろから機嫌が悪くなり、ぐずってずっとおっぱいにくっついていました。いつもは夜9時、夜中1時、朝6時にミルクを200cc飲むのですが、哺乳瓶を口に入れるといやがって、1度も飲めませんでした。なんでもいいから水分をと思って、大好きな味噌汁(水で薄めたの)をお皿で飲ませ、ほしがるままにヨーグルトやおかゆの上澄みを食べさせました。

3日目(木曜日) 朝、やはり哺乳瓶を嫌がり、とうとう母乳もいやがるようになり、コップで牛乳を50cc飲ませました。いつもは1日に2回うんちをするのですが、火曜日の朝したのが最後で、2日間出ていないことから、午後にになって小児科を受診しました。小児科のお医者さんは、女の先生です。

「火曜日に熱が出て、処方された薬がまだ残っているのですが、昨夜からまったくミルクを飲まず、うんちも2日間でていないので受診しました。」

と言うと、

「もしかして、よだれが多くないですか?」と聞かれ、

「あっ、多いです」と答えたら、

「手足口病ですね。口の中がひどい血だらけの状態で、そうとう痛いと思います。それでミルクも飲めないんですね。味噌汁でも、うどんのつゆでもなんでもいいので、水分と塩分を取らせるようにしてください。便秘の原因は、抗生剤です。仲良くしてくれる菌も死んでしまいますので。手足口病に抗生剤はきかないので、今すぐ飲むのをやめてください。今日は浣腸で便を出しましょう。痛み止めの座薬を出しておきますので、痛がるときは使ってみてください。」

と言われました。

抗生物質って、そうなんだ・・。うちの赤ちゃんは、薬を飲ませても「おいし~もっと~もっと~」とアピールしていたので、なんとも切なくなりました。浣腸した後、たまっていたものは全部出たようでしたが、痛み止めの座薬は入って行かなかったので、夕方と夜、2回試したけど、入れるのをあきらめました。

4日目(金曜日) 午前4時、哺乳瓶からミルクを飲むことができました。200cc飲んで、そのまま朝までぐっすり眠り、ほとんど1日中寝ていました。

5日目(土曜日) すっかりもとどおりの元気な赤ちゃんに戻り、しかも少し言葉を理解するようになりました。(「これ、パパにどーぞーして」と言うと、パパに持って行く。「おいで~」と言うと歩いてついてくる。「ごはん食べようか?」と言うと、こくんとうなづく、など。)

6日(日曜日)以降 元気です。絶食状態で飢餓状態になっているのか、ものっすごく食べます。

さて、手足口病になる前の週、夫が出張で家にいなかったので、1週間ほどシングルマザー状態を経験しました。いやはやなんとも大変な日々でした。手足口病の赤ちゃんを抱っこしながら、夫が帰ってきてからの発病で助かった、ひとりだったらどうなっていたことかと思ったことでした。

御不浄ですよ。

わが家は長女が1歳半のころから設計に入り、2歳の誕生日頃に完成しました。

子育てが一番大変なころに設計したので、2人目のときはきっと「子育てしやすい家」であろうと思っていたのです。

ところが、その子によって行動が違うもので、1歳まであと1ヶ月ほどとなった現在、やっぱり目が離せない、大変な時期を迎えています。

生後9か月後半から歩き始めた彼女は、もうすっかりスタスタ歩き回っており、トイレのフタを開けて中を見るのが大好きです。
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「あーっ!」とか、「だめーっ!」と言われるのが楽しいらしく、トイレと、猫のエサと、猫の飲み水をいつも狙っています。そしてチャンスがあれば猛スピードで近づいて、さわろうとします。

トイレのドアを開けておかないと廊下が暗いので、いつも開けておいていたのですけど、しばらくはドアを閉めておかないと危ないですね。家を建てているころには予想もつかなかったことでした。

毎日の離乳食

家族のご飯を炊くときに、一緒におかゆを作ります。
おかゆ
普通に米をといで水加減をしてから、スプーンでお米をすくって「おかゆポット」に入れ、おかゆになるよう水を足して、ごはんと一緒に炊きます。

 ピジョン おかゆポット
離乳食の中期から後期に移行中の現在、微妙な水加減が自分でできるのは予想以上に便利です。七分がゆ(普通のおかゆっぽいおかゆ)から五分がゆ(やわらかいごはんと言ってもいいくらいのおかゆ)へ。毎日少しずつ水を減らして様子を見ています。

長女が赤ちゃんだったころは、離乳食をまとめて作って小分けして冷凍していたけど、今はまとめて作る時間も、解凍する時間もなくって、つくってそのまま食べさせる毎日です。おかずも、取り分けできそうなら取り分けるけど、無理ならさっさとあきらめておかゆと味噌汁だけ。味噌汁の具に、大根・豆腐・じゃがいもなどが入っていたら、ちゃっかりおかずにカウントしちゃってます。