娘をつれて友人宅へ遊びに行った時のこと、「おはしの持ち方、どうやって教えたの?」と聞かれたことがありました。友人が「ちょっとこれ、おはしで持ってみて」と豆をつまませたところ、娘は箸で豆をつまんで、すいすいと移し替えができたからです。
私も驚いて、「え、なんでできるの?家では教えてないよ。豆をつまませたこともないし。保育園で教えたんじゃない?」と言ったら、
娘が「ほいくえんで習ったわけじゃないよ。さいしょから、ひとりでできたの。しぜんにできたの!」と主張するので、「ほんと~?」と思ったのでした。
そんな話を義母にしたら、義母は笑って「あれだよ、あれ!最初に使わせた箸があったでしょ」と言いました。
最初に使わせた箸・・・もうすっかり忘れていました。これです。
「ベビーレーベル はじめてサポートおはし」という名前です。
どうしてこの箸を買ったかというと、
「ピンクのライオンついたの(おもちゃの箸)でごはんを食べたい」と娘が言ったため、おもちゃの箸に似たのを探したという経緯があります。
おもちゃの名前は「遊び食べは、ダメ! 食後のお仕事」です。おはし、スプーン、ボール、お鍋っぽい入れ物がセットになっています。大量のボールを移し替えて遊ぶもので、ままごとの基礎みたいな感じです。うちの娘は1歳の誕生日プレゼントでこれをいただいて、ものすごくハマり、ずーっと遊んでいました。
私としてはすごーくオススメなのですが、楽天やアマゾンのレビューを見ると悲しいほど評価が低く(ボールをなくした、安っぽい、うちの子は遊ばなかったなど)、残念ながら廃番になってしまったようです。あと名前が覚えにくかったのも、流行しなかった原因かな、と思います。いいおもちゃだったのになぁ・・・。
後継品と思われるのは、こちらです。
ピープル おはし名人への道
スプーンと箸は同じで、ボールが輪に変わり、お鍋がひとつになって、値段は少し安くなったようです。名前も、「おはし名人への道」と、なんとなく覚えやすくなりまた。
1歳では無理だけど、今ならこれも面白そう。
おとうふで遊びながらマナーをマナビませんか?・おはしdeとうふつかみ マナー豆腐
私自身は小学校低学年のころに、年上の従兄に箸の持ち方を特訓されて、「ダメ」「そうじゃない」「ちがう」と、何度も言われた記憶があります。感謝してるけど、厳しく教えなくても上手に箸が持てるなら、そのほうがいいです。うちの娘はちょっと得してるな、と思います。(しかも鉛筆の持ち方も上手。)