少し前まで、子どもの歯磨き(とくに仕上げ磨き)に大変苦労していました。
長女(※2歳のころ)も、次女も、「いやだ、いたい」と言って、なかなか仕上げ磨きをさせてくれませんでした。
ぬいぐるみに歯磨きして見せ、「さぁ、次はあなたの番よ~」でやらせてくれたらまだいいほうで、
最終的には自分の両足で子どもの両手を押さえつけ、泣いたら「口を開けた、ラッキー」みたいなかんじで、無理やり磨いていました。
ところが、ある日、ふと思いついて、
「あっ!ライオンさんが来たよ。ガォーガォーガー」
「あ、こんどは馬さんが来たよ。ひひーん、ひひぃー」
「こんどはカラスが来たよ。カァーカァー」
「お、うしさんだ。もぉー」
「おさるさんだ、キ、キ、キ」
などと動物の鳴き声にしてみたら、仕上げ磨きを嫌がらなくなり、むしろ喜んでさせてくれるようになりました。
簡単なことなんですけど、仕上げ磨きのときに、「あーん」「いー」と言って口を開けさせていたのを、どうぶつの声に変えただけです。
ひとつの口の形でじっとしていられないので、別の動物に次々と変えていきます。ぞうさんなど、歯磨きできない口のカタチになったときは休憩です。
子どもは一人ひとり違うので、みんながみんなこの方法で磨かせてくれるわけではないと思いますけれども、仕上げ磨きに苦労されている方がいたら試してほしいと思って、記事にしてみました。