昨日の夕方、娘たちを迎えに行ったあとの車内で、次女が突然言うのです。
「おともだちが、いなくなっちゃったんだ」って。
なにごとかと思って聞き返すと、
「かにさんのマークのおともだちだよ。あかちゃんのころから仲良しだったのに。ほかのほいくえんに行っちゃったんだ。もう会えないんだよ。」
かにさんのマーク・・・
それは、たしかに、れいちゃんというお友達のマークでした。
れいちゃんは、次女と同じく生後2ヶ月から保育園に来ていた子で、4月生まれなので、次女よりも4ヶ月長く園にいた、クラスではただ一人の先輩なのでした。
よくおぼえているね。
感心してしまいます。
だってね、れいちゃんが別の保育園に移ったのは、昨年4月のことなのです。新年度に変わるタイミングで、転園したんです。10ヶ月も経ってから、ようやく気付いたかぁ。
いやしかし、よくおぼえていたね。
3歳になると、新しいお友達がどんどん入園してきて、れいちゃんがいないことに気付いていなかったから、そのまま忘れると思ってあえて話題にしなかったのですけれど。
「だいじょうぶ、中学生になったら同じ中学に通うんだから。また会えるよ。」と私。
「そうそう、おねえちゃんにも、そんなおともだちがいるよ。」と長女。
次女は「そうかなぁ」と言っています。
1歳で別れたまおちゃんと、2歳で別れたれいちゃん。成長した2人に会える日を、母もずっと楽しみにしているのです。