自分がいくつくらいから爪を切れるようになったのか、まったくおぼえていないのですけれど、長女は昨日、ついにひとりで爪を切れるようになりました。
子どもたちの学校と保育園で、毎週水曜日に衛生チェックがあって、爪が伸びていないかとか、ハンカチを持ってきているかとか、検査されています。
そんなわけで毎週火曜日の夜が、子どもの爪を切るデッドラインです。できれば日曜の夜か、月曜の夜にやってしまえるといいのですが、だいたい火曜日の、もう寝るという時間になってから「つめ切らせなさ~い」「やだ~(次女)」「おねえちゃんだけでもいいから切らせて」「だめ~(次女)」というやり取りになります。
ほんの少しでも時間を確保するため、今年夏くらいから、長女には左手だけ自分で切ってもらって、右手は私が切ることにしていました。
それが昨日、「右手も自分で切ってみていい?」と長女が言い、まかせてみたらちゃんと切れたので、おおいに褒めたところなのです。本人はいたく得意げでありました。
そして私は、なんだか体がふわ~っと軽くなって、あきらかに肩の荷がひとつ下りたと感じたのでした。
子どものつめを切る。簡単なようだけれど、小さな指を傷つけないよう、毎回すこしは緊張もしました。赤ちゃんのころはいやがって、なかなか切らせてはくれなくて、1日に1本だけ切ったりしてたっけ。
こうやって少しずつ、子育ては楽になっていくんだなーって、実感した日でした。まだ、次女の爪は切りますけどね。