うちのお嬢、1月にもらったお年玉を、まだ現金のまま持っています。
「貯金してあげるから、ママに預けたら?」と言っても、
「だめ!わたしのだし!」と言って、時々ポチ袋から出したり、入れたりして眺めているのです。
お店屋さんごっこは好きなので、「おかね」というものは知っていて、
お金を払って商品を買う、ということも知っています。
おととい、またお金を眺めていた娘が、
「ママ、おかね貸して」と言ってきました。
使ってしまったため空になったポチ袋があって、それを埋めたいと思ったようです。
ふと思いついて、娘の名義で作った郵便貯金の通帳を見せてみました。
お祝いや、0・1・2歳のお年玉、親戚の家でいただいたお小遣いなどを貯金してきた通帳です。
夫が「いくらあるの?へー、けっこう金持ちなんだなぁ」と言うと、娘は得意げです。
「見て、ここ。3円。これは利子と言って、貯金するともらえるお金なんだよ。お金は、おうちに置いていても増えないけど、貯金すると利子がついて増えるんだよ。」と教えると、
娘は目を輝かせて、「ほんとう?ちょきん!する!ちょきん、するする!」と飛び跳ねました。
「じゃ、ママが貯金してきてあげるから、お金を預かるね」と言ったら、
「やだ、わたしもいっしょに行く。じぶんでちょきんする。」だそうです。し、しっかりしてるわ。
いつかはお小遣いを渡し、「お金は使えば減る」「お金がないと欲しいものが買えない」ということを教えなくてはいけないと思ってはいましたが、「お金は使えば減る」より先に、「お金は預ければ増える」を学ばせてしまったようです。
順番が逆になってしまったけど、本人が納得できたなら、そして貯金が好きになったなら、いいタイミングだったのかもしれません。これから、「必要な場面では、ケチらずちゃんとお金を使う」ということも併せて教えていきたい、と思っています。