実家の母が、包装紙や紙袋を取っておく人だったので、私も長いあいだ、「そういうものを捨ててはいけない」と思い込んでいました。
一人暮らしの時も、ふたりになってからも、大きい紙袋に小さい紙袋を入れるようにして、たくさんの袋を貯めていましたし、スーパーの袋やプレゼントの包装紙やリボンも捨てられず、それを入れるための布袋まで用意していました。
ためこんだ袋や包装紙やリボンは、けっきょく、引っ越しで大量に捨てることになりました。
新居に住み始めてからは、紙袋をもらっても、すぐに捨てています。包装紙も、リボンも、捨てています。捨てるときは、まだちょっと胸がチクッとするけど、再利用はできない私なのです。勇気を出して捨てるうち、家は散らかりにくくなりました。
誰かに何かをさしあげるときは、風呂敷を使います。
この包みの中身は、夫が購読している「少年サンデー」と「月刊マガジン」です。毎月1回、中高生のいるお宅に「もらって~」と渡しています。以前は紙袋に入れていて、「袋は捨てていいからね」と言っても「悪いから・・・」と返却されることが多かったです。風呂敷は、そのへんのやり取りが、なんとなくスムーズ。風呂敷が却ってきたら、次の包みを渡す準備が始まります。
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でも実家の母には「それ、捨てれば?」って言えない私です。