脱衣所の壁の、ひざくらいの低い位置に、タオル掛けをつけたいと思っていました。
バスマット専用のタオル掛けです。
そう話したら、設計さんが「それはいい!バスマットを敷きっぱなしにすると、白いクッションフロアが黄ばんでくるんですよ。その黄ばみは、なんとしても取れないんですね。調べてみたら、どうやらカビの一種らしいのです。だから、バスマットを敷きっぱなしにしないでくださいね、と言おうと思っていたんです。」と、熱く語りました。
ところが、わが家の洗面脱衣所・・・
窓ぎわに蓄熱式暖房機を置き、出入り口を引き戸にしたため、タオル掛けをつけるスペースがなくなってしまったのです。
うわー。バスマットどころか、バスタオルも干せないですよ。うーん、うーん。
設計さんと私が頭をひねっていると、夫が「バスマット、いらないよ。風呂上がりだけバスタオルを敷けばいい。」と言いました。「えー・・・いるでしょ、バスマット・・・」私は一瞬抵抗を感じましたけれども、タオル掛けをつける場所がどこにもないので、従うしかありませんでした。
そして現在。
わが家にバスマットはありません。
お風呂の時だけ、バスタオルを敷きます。
床に敷いたバスタオルは、浴室内の水分を拭いてから洗濯・乾燥し、
体を拭いたバスタオルは、寝室のホスクリーンにハンガーピンチを下げて干す。
・・・ってうまくいく日もあるけど、朝まで床にバスタオルが残っていたり、体を拭いたのがベッドの上にあったりって日もけっこうありまして・・・。
○○専用と決まっていれば、夫も子どもも動きやすく、ひょいとやってくれたりしますが、↑のやり方だと、私しかやらないんですよねー。蓄暖の上につけるタオル掛けとか、あればいいのにな。