エゴノキの花が満開です。
こんなにわんさか咲いて、実もいっぱいできるのです。
初めてこの花を見たときは、「種がたくさんこぼれて、家の周りが森になっちゃうんじゃない?」と心配しましたけれども、秋から冬にかけて鳥が来て、せっせと食べ尽くしてしまうので、今のところ種から発芽したのは見たことがありません。
鳥は根気よく、木についた実も、地面に落ちた実も、ひとつ残さず探して食べます。自然って、よくできたものだと思います。
エゴノキの花が満開です。
こんなにわんさか咲いて、実もいっぱいできるのです。
初めてこの花を見たときは、「種がたくさんこぼれて、家の周りが森になっちゃうんじゃない?」と心配しましたけれども、秋から冬にかけて鳥が来て、せっせと食べ尽くしてしまうので、今のところ種から発芽したのは見たことがありません。
鳥は根気よく、木についた実も、地面に落ちた実も、ひとつ残さず探して食べます。自然って、よくできたものだと思います。
庭の木に、鳥が来ていました。あざやかな黄色いおなかが、すごくかわいいです。
次女が窓辺に近づいても、パッと逃げたりはしないので、どこかで飼われていたのが逃げ出したのかと思っていたら、「ヤマガラ」という野鳥で、もともと人間になつきやすのだとか。(ただし捕獲は禁止らしい。野鳥だから。)
この鳥がある朝、デッキにひっくりかえって転がっていて、死んでいるように見えたのですけど、しばらくしたら、少しずつ動きだして、30分ほど座り込んでいたかと思ったら、やがて飛んでいきました。
その後、いつのまにか2羽になって、玄関前のエゴノキの実を食べていました。ネットで調べたら、とくにエゴノキの実が好物なんですって。
横でパソコンを見ていた長女が、「うち、エゴノキを植えてよかったね」と言っています。私もほんとうに、そう思います。エゴノキの実、いままでほとんどなんの役にもたたなかったけど、喜んで食べてくれる鳥がいるなら、うれしいです。
娘が2歳のころに買った絵本の中に、「はっぱのおうち」があります。
女の子が庭で遊んでいると、雨が降ってきて、庭の茂みで雨宿りをする。というお話なのですが、女の子が「はっぱのおうち」と呼んでいる庭木の茂みがとてもとてもいい感じなのです。
庭木選びをしていた頃、「どんな木を植えたら『はっぱのおうち』みたいになるのかなー。」と、絵本の挿絵を見て考えたものでした。現実的には、さすがに雨宿りはできないかもしれないけど、かまくらみたいに中に入れる庭木があったら、子どもはきっと楽しいだろうと思います。トトロでも木がトンネルみたいになっていたし。
でも、けっきょく何を植えたらそんなふうになるのかわからなくて、そのうち、「こんなふうにしたい」と思ったことも忘れていました。
最近、寝室の窓から庭を見ると、アオダモの木とアジサイがつながって、こんなかんじになっていました。
あぁ、「はっぱのおうち」みたいだなぁ。と思いました。