iPadに「VoiceTra」という音声翻訳アプリを入れてみたら、予想以上におりこうさんで、期待以上の楽しさで、ハマってます。(2017年9月現在無料ですが、実証実験のために公開しているもので、事業終了後は使えなくなるか有料サービスに移行するようです。)
感覚としては、ドラえもんの「ほんやくこんにゃく」そのもの。日本語で話したことを外国語(なんと31か国語対応!)で話してくれて、画面には文字が出て、さらにその外国語を日本語に翻訳しなおしたものが下に出ます。
まず、自分の話す日本語が正確に文字になる、という基本的な部分において、非常にレベルが高いです。
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10年ほど前、PSP=プレイステーションポータブルで似たようなソフトがあって(黒っぽい鳥のイラストがついてた)、しゃべることを翻訳してくれたのですが、機械が日本語を理解してくれないと、もうどうしようもなかったものでした。その点、VoiceTraは、かなり正確に日本語を拾ってくれて、とてもすばらしいです。
←(追記)2005年11月17日に発売された『TALKMAN』でした。
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夫と私は「妻がいなくなりました」「夫とはぐれました」「娘が誘拐されたみたいです」「耳毛がチクチクします」「とこやに行ってください」などと、話しかけ、正確に翻訳されて「おぉー!」となり、不正確でも大笑いで、延々遊んでしまいました。
(※ただし、3歳のしゃべる日本語はまったく拾えませんでした。次女は自分のときばかりエラーが出るので、最後はプンプンすねてしまいました。)
さらに、外国語→日本語の翻訳も同様にできるので、自分の英語が通じているのかを確認することもできて、とても便利です。
自分の英語が日本語に翻訳されて流れるたびに、「通じた!」という喜びがわきあがりますし、変な訳になると「もう1回!」とチャレンジしたくなります。買っただけでほとんど読んでいなかった英会話の本を開いて、片っ端からiPadに向かって読み上げるのが楽しくて仕方ありません。
夫は「これからはもう英語の勉強なんかしなくていいのかもな」と言っていました。
そうかもしれないし、逆に、こんなに簡単に「いま話したいこと」がわかったら、楽しくって、しゃべれるようになるのも早いんじゃないかと思ったりもします。
VoiceTra(ボイストラ)を持って、今すぐ海外旅行に行ってみたくなりました!(笑)