カテゴリー別アーカイブ: 01.ハウスメーカー選び

タマホームのこと

春が近づいて、去年の今頃のことがリアルに思いだされます。
去年の今頃はまだ、ハウスメーカー選びをしていました。

何もわからなかった私たちが最初に行ったのは、タマホームでした。展示場には、そのまま住めそうなリアルサイズの家が3~4件並んでいました。

夫は冷静に「蓄暖1台で全館暖房をまかなう、と言ってるけど、嘘だな。エアコンもついてた」とか「全体的に安普請な気がする」とか言っていましたが、寒い家に住んでいた私には、まぶしいほど明るく、あたたかく思えました。

ベテラン(というか高齢?ごめんなさい)の営業さんに案内してもらい、商談スペースへ移動すると、そこには本物のウサギが飼育されいて、ゲームやおもちゃもあり、サービスが充実していると感じました。

いま思うと、最初にタマホームに行ったことはラッキーでした。営業さんはさまざまな資料を用いて、家づくりの基本を、どこよりも熱心に教えてくれました。

その日のうちに詳細な見積りもいただきました。家づくりにかかる税金や、諸費用のことが具体的に示してあり、非常に見やすい、わかりやすい見積書でした。のちに他社からいただいた見積とつき合せて比べても、どこが削れる費用で、どこが削れない費用なのか、一目瞭然でしたから、私たちにとっては優れた「ものさし」でした。

なぜ、タマホームとそれ以上話がすすまなかったのでしょう。事情はよくわからないのですが、営業さんが転勤か退社かされたようで、引き継ぎもなかったようで、その後まったく連絡が来なかったのです。

そんなわけで、私にとってタマホームは、無料で家づくりの勉強をさせてくれて、無料で子どもと遊んでくれて、詳細な見積書をくれて、おもちゃやチョコレートをくれて、コーヒーやジュースを何杯も飲ませてくれて、本物のウサギがいて、営業の電話がかかってこない、いい会社でした。
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工場見学に行ってきました。

きのうの土曜日、ミサワホームの岩手工場に遊びに行ってきました。特別に見学させてくれる日、ということで、岩手工場がカバーする東北各地から見学の方が来ていて、けっこう圧倒されました。子どももたくさんいましたよ。
工場は基本的に土日休みだそうで、工場見学の日は見学のために工場を動かしているそうです。だから数ヶ月に1回しか企画されないのだそうですよ。へぇー。
私は365日休みなしの会社に勤めていて交代性勤務なので、完全土日休みと聞いて「いいなー」と思いました。岩手工場、環境いいですしね。
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残念ながら工場内は撮影禁止でしたので、屋外からパチリ。左下にうちの娘が走っています。
作業工程は、ミサワのカタログや営業さんの話などで知っていたのでとくにビックリ!というのはなかったですが、工場内がとても清潔でまったくホコリっぽくなく、針葉樹の匂いはするものの、おがくずは全然見えませんでした。そして思っていたよりずっと機械がコンパクトでシンプルでした。

1軒の作業は1日で終わるそうです。この日工場で作っていたのは4軒分で、月曜日から組み立てられるとか。いいなぁ。。。
我が家は、また「部材が遅れる」と言われて、さらに2週間待たされることになりました。6月末に休みをもらっていたから、組み立てに立ち会えると思っていたけど、組み立ては7月14日からになるそうです。ふぃーん。

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ミサワホームのこと

じつは、ミサワの住宅展示場を見に行ったとき、ガラスが冷たかったことがずっと気になっていたのです。
樹脂サッシは一条の家にしかないと思っていたので、ガラスの冷たさが「ミサワでは建てないだろう」と思った一番の理由でした。

ところが、実際に建てたオーナーさんの家を見せてもらったとき、ガラスが冷たくなかったのです。
なんと!そこで初めて一条じゃなくても樹脂サッシのペアガラスを使えるのだと知ったのでした。今考えると当たり前のような気がするけど・・・人間、わからないことはわからないんですよね、ほんと。

そして、ミサワが公表しているQ値やC値は、普通に建てたときの値であって、寒冷地仕様で建てた場合は公表値よりずっと断熱性がUPすることがわかりました。(壁も厚くなるし、樹脂サッシを使うため。)

ルックスは大好きだけど、性能がイマイチ・・・と勝手に思っていた「イマイチ」が解消されて、それならいいじゃん!と思ったのでした。

そのほかにも、ミサワがうちに合っている理由として、
・早い段階で見積もりや設計図を出してくれて、仕事が速い
・自由設計より規格商品のほうが、設計スキルが高いと思う(自分たちに合っていれば)
・借入金の手続きや補助金の申請など、もろもろの雑事をやってもらえる
・営業マンがひたむきで親切。安心して話せる。

えー、ひとことで言って「相性がいい」です。

一条工務店のこと

家作りを結婚にたとえると、
初恋の相手は一条工務店でした。

住宅展示場はすこし暗めでしたが、とても立派で、
娘がソファーで昼寝してしまったくらい快適でした。

断熱性は、業界一位だというし、
全館床暖房なのも、とても魅力的でした。

営業さんはやさしげにほほえみながら、私の話を「わかります」「わかります」と聞いてくれました。私はもうすっかり気に入って、一条で建てる気まんまんでした。

展示場が豪華すぎるのが少し気になりましたが、注文住宅なのですから、きっと自分たちの希望に沿うシンプルで高性能な家が建つと信じ、夢がどんどんふくらんでいきました。

ひとつだけ残念だったのは、営業さんが忙しすぎたことです。電話で打ち合わせの希望を伝えても、「その日は予定が入っている」と言われ、なかなか話を進めることができませんでした。

もどかしさを感じていた矢先に、あの地震が起きました。

2011年3月11日は金曜日で、翌週の3月19日土曜日に、一条で建てた平屋を見せてもらう約束をしていました。なかなかスケジュールが取れない営業さんの予定をやっと確保できた日でした。

しかし、3月18日になっても一度も連絡がなく、こちらから電話をしても出ず、折り返しもかかってきませんでした。

家の性能についてものすごく好感を持っていただけに、一条をあきらめるのはとても残念でした。けれど、営業さんに相手にされないのではどうにもなりません。けっきょく、私たちはその翌週、ミサワホームと契約しました。あの非常時に「だいじょうぶでしたか?」と電話をくれたのは、ミサワホームの営業さんだけだったのです。

今でも、私と夫は、一条工務店で建てた家が気になります。

一条から送られてくるハガキが、いつも「明日内覧会します」みたいなギリギリのスケジュールなのを見ると、「やっぱり、だらしないのかも・・・契約しなくてよかった」と思ったり、知り合いの一条オーナーさんが「一条でよかった」と言えば「うん、そうだよね。一条の家はいいだろうね。」と思ったりもします。