いま、娘は『ルドルフとイッパイアッテナ』を読んでいます。私自身が子どもだったころ、すごくおもしろいと思って読んだ本です。
記憶していた以上に、字ばっかりのページが多いです。私が読んだときは10歳くらい(小学3~4年生)にはなっていたと思うので、6歳でこれを読むのはなかなかすごいと思います。
この本を最初に見たとき、娘は「ぜんぜん読めない」と言いました。「いまはまだ読めなくていいんだよ。おもしろいから、読んであげる」と言って、ルドルフが迷子になったところから、イッパイアッテナと出会う場面までを読んであげていたら、だんだん物語に引き込まれていったようで、「なんか読める気がしてきた」と言いだしました。
ひとりで、蓄暖の前に子ども用のイスを置いて、猫のそばで読んでいます。
「ねぇ、ねぇ、猫の足の角度がそろっていて、おもしろいよ」と教えてあげたかったけど、本に夢中だから話しかけずにおきました。