ちゅーすけ のすべての投稿

2011年3月にミサワホームと契約。2011年8月に入居しました。 共働き夫婦と娘2人(5歳・0歳)の4人暮らし。猫が3匹います。

次女とピアノ

次女4歳、年少組。

12月から、ピアノを習い始めました。

ヤマハの音楽教室では、グループレッスンと個人レッスンがあり、料金はグループでも個人でもそれほど大差はないよう(個人のほうが少しは高いけど、倍ちがうというほどでもない。ただしグループレッスンが1回50~60分、個人レッスンが1回30分という違いはあるので、倍といえば倍とも言える値段設定)です。また個人レッスンは、むずかしい曲が弾けるようになるほど、レッスン料が上がっていく仕組みです。

ママ友に話を聞いたら、
「ちっちゃいうちはグループもいいんですよね。ヤマハの幼児クラスって、プログラムがかなり良くって。音楽だけってわけじゃなく、いろんなことやるから、いろいろ発達にもいいと思う。」と言っていました。

おぉ、そうなんだ。

かなり心惹かれつつ、次女は個人レッスンに通っています。

理由は、「ドレスを着て、舞台に出たいから」。

次女は、発表会なら堂々とみんなの前でドレスを着られるという理由でピアノを始めたのでありまして、グループで舞台に立つのではなく、ひとりで舞台に立ちたい、キラッキラの髪飾りをつけて、ぶわっと広がったドレスを着て舞台を歩きたいのでありまして、目的を果たすためには個人で!というわけなのです。

ピアノをはじめたばかりのころは、楽譜どころかひらがなも少ししか読めず、(「ど」「れ」「み」と書いても読めない)、音符を書こうにも筆圧が弱く、点線をなぞることもむずかしく、小さい丸を書くこともできなかった(ある意味、親が放任しすぎだった)次女ですが、この3ヶ月のあいだ毎日ピアノの練習をし、音符を書く練習もしたので、運筆や絵も上手になりました。ひらがなも全部読めるようになりました。

たった3ヶ月ですが、子供の成長って早いなーと感心しきりです。

習い始めたころのエピソード、忘れないうちに書き残しておきたいと思います。

(つづく)

芥川龍之介『魔術』『トロッコ』

小学3年生の作文問題で、「あなたの前に魔法使いが現れました。ひつだけ願いをかなえてくれると言っています。なにを願いますか?」という課題がありました。

長女は「『願いはかなえてくれなくていいから、わたしに魔法を教えてください』と頼みます。願いはひとつじゃたりないし、自分が魔法使いになったら、すきなだけ願いをかなえられるからです。」と書いていて、苦笑してしまいました。

そんな長女に、芥川龍之介の『魔術』を読んでほしくて、この本を買いました。


杜子春・トロッコ・魔術 講談社青い鳥文庫/芥川龍之介

『魔術』は、インド人の青年から魔法を教えてもらう男の話です。ただし、欲を出してしまうと魔法は消えてしまう、という条件があります。自分が金持ちになりたいような人は魔法が使えないわけです。

男は「けっして欲を出さないから」と頼み込んで、魔術を教えてもらうのですが・・・。

芥川龍之介が『魔術』を発表したのは、1919年だそうです。ちょうど100年前ですね。100年たっても色あせない、スタイリッシュでハイカラな文体に、震えます。

『蜘蛛の糸』『杜子春』など、有名な作品がそろったこの本の中で、わたしが一番気に入ったのは、『トロッコ』でした。

子どものころに読んだはずなのですがすっかり忘れていて、「あれ?だれか死ぬんだっけ?」「ん?死なないでクリアしちゃった?どうなるんだっけ?」と、どきどきしながら読みました。

夕暮れ、知らない場所を歩く少年の心細さが自分の子供時代に重なり、何十年も前に見た夕日の色を思いだしてせつなくなります。

粋で、清潔で、上品で、残酷さやエロとは遠い作風。しかも、男前。子どものころから「芥川龍之介はかっこいいなぁ」と思っていました。

21世紀になった今でも、そして彼より年上になってしまった今でも、やっぱり芥川龍之介って、かっこいいなーって思うのでした。

戸田和代『きつねのでんわボックス』

​『きつねのでんわボックス』との最初の出会いは、長女が受講している「ドラゼミ※」の、国語の文章問題でした。(※「ドラゼミ」は2019年3月でサービス終了となり、別の通信教育が始まります。)

文章問題に取り上げられた作品はこれまでも、「全部読みたい。最後まで読みたい。」というリクエストを受けて、買ったり借りたりすることがありましたけれど、そんな本たちの中でも、『きつねのでんわボックス』は別格の輝きがあります。

ストーリーだけでなく、こどもの手のあたたかさや、やわらかさが伝わってくる、たくみな表現が本当にすばらしいです。


きつねのでんわボックス (新・ともだちぶんこ) [ 戸田和代 ]

とある電話ボックスに、毎日電話をかけに来る男の子がいます。

その男の子を見るために、毎日山から下りてくるきつねがいます。

きつねはこどもをなくした母親で、人間の子に自分の子を重ねているのです。

夫が亡くなったときは「ぼうやがいるからかなしくありませんでした」という、ちょっと薄情なきつねですが、ぼうやが亡くなったときは、泣いて、泣いて、なみだでからだがとけてしまうほど悲しみます。想像しただけで、つらい。

長女は「きつねのぼうや、はっちゃんみたいだね。こんなのがいなくなったら、かなしいよね。」と言いました。ほんとそう。あなたも、ちっちゃいころはこうだったよ。「みて、みて、すごい?」っていつも言ってたよ。

男の子が遠くへ引っ越すため、もう電話ボックスには来ないことを知って、悲しみに追い打ちがかかってしまったきつねは「行かないで。わたしはこれからどうすれば」と取り乱しますが、やがて男の子の幸せを願う気持ちに変わっていきます。

深い悲しみから、それでも前を向いて生きていこうとするきつねの姿が胸を打つ名作です。

上橋菜穂子『風と行く者』(守り人シリーズ最新刊)

1月も、もう31日。
このままだとブログ更新しない1年になってしまいそうなので、まだ読んでいない本のことを書きます。

遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

完結した『精霊の守り人』に、まさかの新刊が出ました。

わたしはハードカバーのを買いました。が、かなり分厚くて、重いです。
持ち歩くのも重いけど、読むために本を持ち続けるのも重いという・・・(苦笑)

風と行く者 [ 上橋菜穂子 ]

同じタイトルで軽装版も出ています。値段も半分くらい。

風と行く者 [ 上橋菜穂子 ]

今週末から読み始める予定です。
読んだら、感想を書きます。

また、バルサに会える。うれしい。