暑いので・・・ほんとうにあった怖い話をします。苦手な方はスルーでお願いします。
はい、逃げて。逃げて~。
苦手な方は逃げてくださいましたでしょうか。始めます。
洗面所で顔を洗って、ふぅーと顔を上げたら、鏡におばあさんがうつっていた。
ぎょっとして振り返ったら、幽霊とかではなく、近所に住む人間のおばあさんだった。
おばあさんは認知症のため自分の家がわからなくなり、他人の家を自分の家と思って玄関から入ってきたのだった。
私が実際に体験したことではなく、新聞か雑誌で読んだ話(たしか小林聡美さんの実体験だったと思う)なのですが、私はこの話、すごく怖くて、何年も前に聞いた話なのに、いまだに洗面所で顔を洗うのがイヤなんです。
この話を聞いてからというもの、私は「玄関を入ってすぐに洗面所」という間取りを見ただけで、怖くてたまらなくなります。完全にトラウマです。いまの借家も、玄関から洗面所がすぐ近くにあり、ドアもないので、誰かが家に入り込んだ場合、洗面所で迎え撃つことになってしまいます。家の人が2階にいたら、なにかあっても気づきません。無防備で、恐ろしいことです。
これから建てる家は、玄関と洗面所のあいだにリビングがある間取りにしました。これからは、顔を洗うのが怖くなくなると思います。