「お金が貯まりに貯まる生き方」というタイトルに惹かれて購入したプレジデントファミリーに、30代の女性がエンディングノートと書くという記事がありました。
家を建てる前のことですが、私自身も、手術を伴う入院をして、10日間家を離れたことがあります。当時、娘はまだ1歳3ヶ月で、入院することが決まった日は涙が止まりませんでした。
もしも、そのまま帰ってこられなかったら・・・。想像するだけでもつらいことです。けれども、それは、だれの身にも起こりうることでもあります。
「今年は、エンディングノートを書き始める年にしよう」と思い、とりあえず、手を付けやすそうなコクヨのエンディングノートを注文してみました。
「もしもの時」に備えながら日常生活でも役立つエンディングノート【送料無料】【コクヨ】エンディングノート〈もしもの時に役立つノート〉
こちらのノート、レビューが100件以上ありまして、レビューを読んでいるだけでもいろいろ考えさせられます。商品レビューなので淡々とした文章なのですが、親のことを思う気持ちや、今の自分を見直そうという気持ちが表れていて、なんだか、すっと深呼吸したくなるのです。
家計簿は、自分のスタイルが見つかるまで、何度も挫折しましたし、何冊も無駄にしました。エンディングノートも、気に入るまで10回以上書き直すのかもしれないです。ほんとうは、自分のエンディングなんて考えたくない気持ちもあって、少し緊張します。でも、勇気を出して初めの一歩を踏み出してみようと思います。
(追記)
夫に「この記事は気分が悪い。死ぬと思っていないから書けるんだろう」と言われました。「エンディングノートというのはなんなのか説明が足りない」のだそうです。
私がエンディングノートに書きたいのは、まず、お金のことです。地元の銀行だけでなく、たとえばネットバンクにいくらあるのか、パスワードはどうなっているのか、どこに連絡すればいいのか。クレジットカードの解約方法。純金積立。保険のこと。
それから、契約しているサービスのこと。楽天や、アマゾン、動画サービスのパスワード。
娘に関すること。保育園に持っていくものがどこに置いてあるのか。残っている予防接種。学資保険。
ともだち。誰に連絡してほしいか。
猫たちのこと。砂やエサはどのくらいのペースで、どこで買っているか。
家のこと。土地の権利書のしまい場所。日用品のしまってある場所、どこで買って、どのくらいのペースで減るか。
とくにセンチメンタルな意味ではなく、生活面での整理をする意味で「書き始めたい」と思ったのです。
とはいえ、夫の指摘には、正直へこみました。そういうふうに感じる人もいるんだなーって。