長女が赤ちゃんのころは、家にも保育園にも、テレビがありませんでした。
だから長女は実家や友人宅などでテレビを見ると、めずらしすぎて目が釘付けになり、テレビから離れない状態になりました。
大人2人での生活が長く、テレビなしでも暮らせていた私たち夫婦(プレステなどのゲームはPCモニターにつないでやっていたけど)は、そのとき初めて、「娘はテレビに慣れたほうがいいみたいだ」と判断し、長女が1歳になったころにようやくテレビを買ったのです。
初めて家にテレビが来て、アンパンマンを見て、そりゃもう、ものすっごくハマりました。録画したアンパンマンを夜中まで何度も何度も見て。311の震災の後は、何週間もアンパンマンの放送がなく、困ったりもしましたっけ。
そんな長女も、2歳半のときアンパンマンを卒業しました。
偶然見た「スマイルプリキュア」に夢中になって、スパッとアンパンマンからプリキュアに切り替わり、その後ドラえもんやジブリに移って行ったのでした。
次女は、生まれたときから家にテレビがあり、DVDもいっぱいあって、保育園でもテレビが流れている環境で育ちました。
赤ん坊のころはテレビにまるっきり興味がなく、それでも1歳近くなったある日突然、アンパンマンにハマりました。その後、3歳になっても卒業せず、プリキュアやジブリも見るけどアンパンマンが一番好き、という状態が続いていました。
わたし的には、テレビに残っている古い録画を消せないのが、地味につらかったです。テレビの録画画面がアンパンマンアンパンマンアンパンマン・・・。消すと怒るのーー;
ところが昨日、突然「もうアンパンマン見ない」と言いだしました。
なにがあったのか?
こちらは、「しまじろう」にハマりました。
アンパンマンよりも、しまじろうが面白いと感じるようになったらしいです。
「しまじろう」って、お友達とケンカしたり、思わず嘘をついてしまったり、妹の面倒を見るのがイヤになったり、ママにぎゅーっとされたいけど友達の前では恥ずかしかったり、まさに今、3~4歳の子の微妙な心理にフィットしてる感じ。
しかも、アマゾンのプライムビデオで過去に放映されたお話が大量に見られるので、常に新しい話を見続けられる状態!
朝、起きられなくてぐずっていても、「しまじろう見る?」と言えば起きてくれるし、お友達と遊んでいるしまじろうを見ると自然に保育園に行きたい気持ちになるようで、朝の準備が少しだけスムーズです。しまじろうさまさまです。
ずっと赤ちゃんだと思っていた次女も、ちゃんと年齢なりに成長しているんだなぁ、いやでもアンパンマン卒業ってできるのか?あんなに夢中だったのに?と、まだ不思議な気持ちです。