家を建てる前からずっと、月々も、ボーナスも、コツコツ貯めてきたので、修繕費も自然に貯まるだろうと考えていました。そのため、特別な積立などは考えていなかったのですが、最近、「使うと決まっているお金なら、保険で積み立てるのもいいかも」と思うようになりました。
まず、築20~30年経過後に、300万円必要になるとして考えてみます。
月々12,000円を20年間積み立てると、
金利0.0%で 288万円
金利0.2%で 292万円
金利1.0%で 312万円
金利1.5%で 325万円
(「知るぽると」でシミュレーションしました。)
今すぐ積立を始めるとして、預金だと0.1~0.2%前後ですが、保険なら1%以上の返戻金を確約しているプランがけっこう見つかります。
たとえば、某生命保険会社の「低解約返戻金型終身保険」なら、
払込期間を21年、払込保険料300万円にした場合、
25年後(払込満了から4年後)には324万円、
30年後(払込満了から9年後)には340万円が受け取れます。
(※実際に、私自身の性別・年齢で試算した金額です。)
払込満了から時間が経つほどに受取金額が増えていくので、元気なうちに積立を終わらせて将来の修繕に備えるのに向いていますよね。
そんなことを考えていたら、ポストに「ミサワホーム修繕費用準備プラン」というチラシが届きました。同じタイプの保険で、月々1万円を10年払するプランでした。116万円の保険料で、15年後には121万円、20年後なら127万円受け取れます。(※35歳男性の場合)
死亡保障もあるので、もし夫婦で加入できるなら、同額ずつ分けて加入すれば、死亡リスクに対する備えも厚くなります。
私の場合、まだ個人年金保険にも加入していないので、保険金を10回=10年間に分けて受け取るタイプにすれば年末調整で保険料控除も受けられます。(税軽減額は現在の税率で、年4,000円×20年=80,000円)
もし私がまだ20代前半だったら、10年満期で据え置くほど受取額が増える定期保険を契約したと思います。10年積立したら、あとは毎年1万円ずつ増えていくなんて、ビスケットが増えるポケットみたい!すごく魅力的です。今は、もうすこし先まで考えたい年齢になったので、20年満期のを検討しています。そっちのほうが戻りがいいので。