たとえばごはんを食べるときテレビをつけておくと、子どもの目はテレビにくぎ付けになるので、口に食べ物を運ぶと勝手にもぐもぐしてくれて、食事が早く済みます。
テレビがないと、あっちこっちへ手を伸ばすので、食卓はぐちゃぐちゃになり、片付け、洗濯、こどもを洗うという仕事が増え、大人は落ち着いて食べられない状態になります。
テレビがあったほうが、だんぜん楽チンです。
ただ、なんとなく、そこはあえて苦労するほうを選びたい、と思います。
リビングにも寝室にもアンテナの差込口はあるので、テレビを置けば見ることはできるのですが、見たい番組があるときだけ「蔵上に行って見る」という一手間をかけることで、子どもとテレビが近づきすぎないよう距離を保っていきたいです。