アクトビラでハイジのアニメを見ました。
大人になってから見ると、新たな発見がいっぱいでした。
ハイジのおじいさんって、究極のシンプルライフです。
おじいさんの家は、仕切りのないワンフロアです。ひとつの部屋に、テーブルとイスがあり、ベッドがあり、収納があり、火と鍋があります。家の中に水場はなく、水仕事や洗面は屋外でしていました。
ベッドのそばの壁にかかっているのは、おじいさんのパジャマです。帽子をかぶって寝るのは、寒いからでしょうか。ちょっとかわいく見えますけど。
収納は、衝撃的です。だって、衣類とシーツ、タオル類と一緒に、食べ物もしまっているのです!私は「ありえない!」と叫び、夫は「なるほど、ありだな」と言ってました。ま、まじですか!?
パンとチーズ、食器、ヤギのミルクが入っている壺とワインらしき瓶。その下にあるのは、たぶん予備のシーツ。コート、服、タオル類。おじいさんの持ち物はこれだけです。
まだハイジのイスはなくて、後でおじいさんが作ります。木の食器も、この家も、家具も、すべておじいさんの手作りだと思われます。
こんなにシンプルなのに、煙突についた棚には、なぜかコーヒーミルのような道具が置かれています。おじいさんはコーヒーを飲むのか?それとも、この道具はコーヒーミルではないのか?まだ謎です。
ハイジといえば、欠かせないのが屋根裏部屋ですね。私もこれに憧れて、小屋裏を作ったのかもしれません。この四角い穴の感じ、たまりません。
ハイジたちの食事は、パンとチーズ、ヤギのミルクだけです。チーズとパンはとってもおいしそうなのですけれど、とても真似できそうにないです。食生活がシンプルだから、持ち物が少ないのかな。超シンプルでも暮らしているおじいさんを見て、終の棲家のあり方を考えてしまったのでした。
さて、夫がずーーーっと「おじいさんの姿が、現在の宮崎駿に似すぎている。意識しているのか?なぜこんなにも似ているのか」と言い続けています。どうしてもそのことを書いておいてほしいそうです。余談に次ぐ余談、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。