自己肯定感・つづき

昨日の続きです。

自己肯定感の低さについて、私の100点に対する態度以外に、思い当たることが2つあります。

ひとつは、保育園のころ年上の子にいじめられていたこと→過去記事

給食時にグループのメンバーから厳しすぎる指導をされ、言葉の暴力にさらされたことがありました。当時、娘が攻撃されていることになかなか気づいてあげられず、半年もの間(毎日ではないにしても)、給食の時間が苦痛になってしまっていました。小学生になってから、何度か給食中に吐いてしまったことがあり、影響が残っているのではないかと思うことがあります。

(過去のことなので変えようもないし、記憶には残っていないかもしれないですが。←ほじくり返したくないので、聞きません。)

もうひとつは、絵のこと。

1年生のころは作文によく「とくいなことは、えです。わたしはえがじょうずです。」と書いていた娘が、いつのころからか、そう書かなくなり、図工の時間が嫌だと言いはじめました。

1年生の夏ごろまでは画用紙いっぱいに力強く描けていた絵が、冬には小さく、単純なイラストだけになり、背景を塗りつぶすこともしなくなりました。

自分では上手だと思っていたけれど、学校では評価がつくので、委縮してしまったのかな。

お友達がいろいろなコンクールで賞をもらっているのに、娘は一度も賞をもらったことがなく、自信をなくしてしまったのかな。

これについては私も危機感をもっていて、今年の春から月に一度2人きりで絵を描く時間を作ったり、いっしょに次女の絵を描いたりしてきました。夏休みに入ってからは毎日30分くらい水彩画を描いていて、「今日はなにを描くの?」と毎日一番に聞いてきます。

最近は、

「絵をかくの、楽しくなってきたよ。前は少し、いやだったんだけど。」

と言うようになり、画用紙に描く絵も、大きくなってきました。学校の図工も、楽しみになってきたそうです。

だから、この調子で見守ります。

————————————–

最後に、自己肯定感について、夫の意見を。

「いいんじゃないの、謙虚ってことで。成績が良くて、自己肯定感も高くって、それって、うぬぼれとどう違うの?いやな奴じゃないの?」

だそうです。

そーですか、そういうことにしておきますか。

動揺した私の気持ちをそのまま書いたので心配をかけてしまったとは思いますが、娘は以前となにも変わらない、そのまんまです。

毎日よく笑うし、なにをやっても普通に楽しそうにしています。友達に会うと満面の笑顔で、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜びます。どんよりしているわけではないのです。夏休みも、毎日ラジオ体操とプールに行って、元気に過ごしています。

これからも変わらぬ態度で接してくれたら、ありがたいです。

「自己肯定感・つづき」への6件のフィードバック

  1. こんにちは。初めまして。
    猫が大好きで(うちにも白猫兄弟が2匹います)、そして平屋に
    憧れていて、次女さんが生まれる前からずっと拝読しております。
    がっちゃんが亡くなった時も、ちゅーすけ君が亡くなった時も
    とても悲しかったです。
    私はまだまだペーペーですが、高校の教員をしているので
    自己肯定感とか聞くとお仕事のことを思い出してしまうのですが、
    (只今、育休中で6ヶ月の娘を育てています)
    可愛い可愛い長女さんが、これからものびのびと成長されることを
    楽しみにしています。
    ブログでその様子が拝読できることを、これからも楽しみに
    しています。
    自分の職業とは関係なく、私も娘を育てていくに当たり、褒めるとか
    叱るとか、これから難しいんだろうなぁと早くもビクビクしています。

    1. なほこさん、はじめまして。こんにちは^^

      赤ちゃんのお世話で忙しい中、励ましのメッセージをいただき、ありがとうございます。私のために時間を作ってくださったこと、本当にありがたく、うれしいです。

      高校の先生と伺って、「そういえば、高校生のころ『アイデンティティー』ってよく小論文に書かされたなー」って思いだしました。

      考えても、考えても、なかなかたどりつけなくて、「あ、なるほど、アイデンティティー」と思えたのは、大学を卒業した後でした。5~6年かかってます(笑)

      おかげさまで、私もだいぶ落ち着いてきました。
      前向きに、楽しい夏休みにしたいと思います^^

  2. ちゅーすけさん、心配いりませんよ。
    今までずっとちゃんと頑張って子育てしてきたじゃないですか。
    お仕事で忙しい中でも、長女ちゃんがちいさな頃から季節の行事や旅行などを楽しんでいましたよね。

    楽しくて穏やかで安心なちゅーすけさんの家の中でなら自己肯定感もちゃんと育っていくのではないかと思います。
    今は5才下の次女ちゃんのお世話でママが忙しい時があるのをお利口な長女ちゃんはよくわかっていて、ちょっと我慢と遠慮が多くなっているのかな。

    わが家の双子の娘(大学2年生)が幼児の頃、
    平等に愛情を注ぎたいと思った私が意識した事は、
    「一日のうちに同じ回数名前を呼ぶこと」です。
    全く同じは無理なので同じくらい、という事です。
    もうひとつ、いつも気にしてるよと伝えたくて
    娘の横を通るときに、頭をポンポンとしていました。

    今回、面談で担任の先生が長女ちゃんの自己肯定感が低いのが気になりますと話してくださって、今気が付けて本当に良かったですね。
    先生に感謝ですね。
    これを是非長女ちゃんに言ってあげてください。
    「こういう指摘されちゃった。でも伝えてくれた先生に感謝だよ。いい担任の先生でよかったね」と。

    1. ツインズままさん、こんにちは^^

      あたたかいコメント、ありがとうございます。
      思わず、うるうるしてしまいました。

      伝えてくださった先生に感謝、そのとおりですね。

      今までも全力で向き合ってきたつもりでしたけれど、
      これからはもう少しだけ意識して、目を配っていきたいと思います。

      1. そうそう、夫さんの言葉について、
        「いいんじゃないの」とサラッと言ってくれた夫さん、いいと思いました。
        “育てた自信“ ですね。
        だからちゅーすけさん、大丈夫ですよ。

        夏休みですから、おじいちゃまおばあちゃまに
        会える機会があったら次女ちゃんと同じように長女ちゃんも山と海?以外を是非是非おねだりしてくださいね。

        そしてみんなで長女ちゃんのちいさな頃のかわいかった思い出のお話をしてあげてください(^ ^)。

        1. ツインズままさん、こんにちは^^

          長女は誕生日プレゼントに腕時計をリクエストしておりまして、(え、小2で腕時計は早くないかい?)と
          親も祖父母も時計屋さんも思いつつも、なんとか手配が整い、昨日長女の手に渡ったところです。

          その時計屋さんは、私の親友の両親がやっているお店なので、小さなお客さんをそれはそれは大切にもてなしてくださって、6千円の時計なのに名前まで彫ってくれました。

          その時計を腕にはめて、娘は「うまれてきてよかった」と言いました。そんなに?ってくらい喜んで(笑)

          子どもにとって母親の存在は大きいものですが、母親ひとりだけで育てることはできないのだな、いろいろな人に助けられて、身内だけではない人にも助けられて、やっと幸せに育っていくものなんだな、とあらためて思います。

          ブログを通じて見守ってくださる方がいることも、とても幸せに感じます。いつもありがとございます^^

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