親が知らない子供の世界

近所に住んでいる長女と同級生の女の子が、

「いま学校で付箋を交換するのが流行ってるんだよ」と教えてくれました。

そのとき長女は別の子と遊んでいて、その場にいなかったので、

「へー、知らなかった。うちの子はどうしてるのかな。買ってあげたことないけど。」

と答えました。

「でも、先生に見つかると怒られちゃうの。だから家で交換したいな」とのこと。

そういえば、付箋、もらって来たことは、何度かありましたっけ。

どうしてるんだろう、うちの子。

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長女と二人っきりの時に聞いてみましたところ、こんな答えが返ってきました。

「あー、わたしも持って行ってる。」

「え、そうだったの?」

「家にあるただの四角い付箋を持って行ってね、自分で絵を描いて、『わたしのオリジナルだよ』って渡してた。」

「おー、そうだったのか。全然気づかなかったよ。」

「でしょうね~」(得意げ)

それを聞いて、なんだかとっても、うれしかったのです。

「流行ってるから買って」と言わないところ。強いなって。

私は甘い親なので、「買って」と言われたら買ってあげたと思うのです。

でも同時に、先生に見つかったら怒られるようなことを許すのもどうかと思うわけで。

子どもが自分で落としどころをみつけたのかなぁ、たくましいなぁ、って。

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そんな長女、現在「カブトエビの飼育セットを買って!買って!買って!お願い!」と、猛烈アピール中です。

買ってあげますよ、もちろん。

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