お別れ

悲しいご報告になります。

猫のちゅーすけが死んで、うちのねこはテトだけになりました。

がっちゃんのときと同じで、ごはんを食べなくなって、食べやすいやわらかいフードさえも受け付けなくなって、暗いところでじっとしているようになっていました。私の手をなめるのが大好きだったのに、それもしなくなっていました。

その日は平日で、みんなが帰宅したとき、ちゅーすけは顔を上げ、「にゃー」と声を出しました。

それから、家族が夕食を取っているあいだ静かに横になっていて、夕食が済んだあとで再び声をかけたら、そのままもう動かなくなっていました。

肉球にふれると、たったいま死んだとは思えないほど冷たくさらりと乾いていて、とっくに限界を超えていたのだと思いました。私たちが帰ってくるのを、待っていたのかもしれません。最期の日まで、ひとりでトイレに行っていましたから、ほんとうに強い、立派な猫でした。

なきがらは、1年前に火葬したがっちゃんと一緒に、埋葬しました。オス同士だけど、とても仲良しだった2匹。もう、会えてる頃だろうな、と思います。

ちゅーすけは、よく愚痴を聞いてくれる猫でした。

赤ちゃんに乗られても、叩かれても、逃げずに子守をしてくれました。

12年間、ありがとう。楽しかったよ。

かわいい、かわいい、うちの長男猫。ずっと、忘れないよ。